長野善光寺参り 比類なき仁王像

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1人会社を休んで北陸新幹線に乗る。東京駅で買った「べっこう丼」と刺身に合わせて作ったという金澤のクラフトビールを頂く。駅弁の刺身の美味しさに驚いた。なるほど、ビールも美味。
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善光寺までは長野駅から徒歩で25分ほどの距離だった。バスもあるが、街並みを歩きながら歩くのがむしろ良い。
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遠い記憶で長野駅善光寺は来たことはあるはずだが記憶はない。門前にはきれいに整備させ保存された歴史的建築物が並ぶ。
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どれも古建築好きにはたまらない。
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宿坊も参道の左右に連なっており、建物はよく手入れされており美しい。
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見応えのあった仁王門。
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原型は高村光雲米原雲海の作だという。1918年に完成し設置されたとのこと。なるほど、大正という比較的新しい時代のしかも高村光雲という天才彫刻家による表現であるから古典的な特徴を残しながら真に迫る写実性と迫力があるのか。
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何せ頭や体躯、手足とのバランスが良い。そして筋肉のキレっぷりが尋常ではない。ボディビルダーにはとりわけ目を引くだろう。
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迫力がこれまで見てきた仁王像と段違いではないか。正直に言って仁王像ランキングをつけるとしたら一等かもしれない。
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この脚の筋骨隆々とした表現よ。
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素晴らしいものを見た。
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大伽藍。
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陶器、染付の陶灯籠もある。よくぞ破損することなく残ってくれている。風雨と陽に当たって陶器も劣化するものだと思っていたがそうでもないようだ。
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善光寺の素晴らしいのはこれだけの大伽藍でも背景は 市街地の人工的な建物群ではなく緑一色、山一色だということ。
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閻魔達磨なんてものがあった。インパクト大なり。