銅製蝉幼虫の5年の経年変化を観察する

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物々交換して手に入れた水晶冬虫夏草ペンダント。本物の蝉の抜殻に銅鍍金をしてあり、背中の裂目から水晶が生えている逸品。私の好みど真ん中でありながら私の陶芸とは全く技術的には別ジャンルなので入手できて嬉しい。
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脚の微毛までしっかりディテールが残っている優れもの。鍍金なので本物の蝉の抜殻が中に閉じ込められていると思うと感じ入るものがある。本物への鍍金なので造形としては完璧だ。

 

土から特徴を掴んで形にしていく陶芸とは異なるが、本物の形状にはやはり容易には真似られない存在感がある。

 

この水晶冬虫夏草ペンダントが酸化して鈍色に黒ずみ、緑青が湧いて複雑な表情を見せるところまで育てていきたい。

 

陶器を部分的に鍍金するとかどうだろうか。一定寸法以内のモノは依頼すると鍍金してもらえるらしい。作品の一部を鍍金した陶器。金や銀の上絵付けとは異なる陶器は見たことがないので一度試してみたい。