大団子蟲鉢 X クラッスラ「玉稚児」

コロナ禍で陶芸工房が閉鎖されているので新しい作品が何も出来上がらない。結局、5月一杯は工房は閉鎖の見込みだそうだ。そうなると新しい陶器鉢に新しく多肉植物を植え込むこともできなくてつまらない。

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ブログに記録していないように思う鉢を取り上げておこうと思う。暇だし。

巨大団子蟲陶鉢。この鉢は団子蟲らしく燻し黒に仕上げた。植え込んだクラッスラ「玉稚児」も半年ほど経ってだいぶ根付いた様子。

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玉稚児が脇芽を無数に吹いている。

団子蟲界の空也上人像だと思っている。六波羅蜜寺収蔵の口から6体の阿弥陀仏が連なってるあれだ。

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ううむ。若干アンバランスだな。多肉植物は樹形を思うように管理しきれないのがもどかしくも楽しくもある。団子蟲なのに頭部を反らす表現を試みたもんだから、多肉植物はもっと上に向かって伸びていって欲しいのだよな。

もっとヒョロヒョロと長く伸びる草を生やした方が楽なのだけれども、あえて多肉植物に拘りたい。

 

このサイズと陶肌の蝉の幼虫も作ってみたいが、既に作ってみたいものリストが溜まってしまっている。次は何を作ろうか。工房閉鎖前の作りかけを廃棄して再生するところから始めないといけないのか。億劫。