陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ」 X 「シルバーブルニア」

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腹から生える今までの形状ではなく背中の外殻の隙間から生えるタイプを作ってみた。自分としてはアリではないかと思う。実験的な試みだったが満足の結果。

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腹には穴が空いていない。体躯の下に空間があることで団子蟲そのものが苗床になっている印象を強められるのではないか。また、腹を下にしながら脚を見せるのも意図。懸念は土容量が少ないので乾燥と低栄養に耐性のある多肉植物を選ばないといけない点だ。サボテンをコンパクトに育てるならばいけると思っている。
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乾燥させたシルバーブルニアを挿しているが葉を取り除くと、粘菌の子実体のような見た目になって実に好みだ。

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頭と尻に水抜き穴が空いているが、その穴を大きくして根が下に繋がるようにできたら土容量の制約を克服してより大きな多肉植物を育てることができるようになる。大きな鉢の上のディスプレイカバーのような位置付けだ。
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もう2、3作品ほどこのタイプを作って植え込み方のバリエーションを変えて楽しんでみたい。