Cortes Inglesという高級百貨店に行った際もあまり買うものが無い印象だったマドリッド。しかし振り返るとそれなりに購入して帰った。食品の多くはMercadonaの自社ブランド品。自分用はAngel Studio。
リヤドロの陶人形。母が好きなので、日曜蚤の市で「羊をもつ少女」を購入。高さ28cmの背の高い像で耳の欠けもない完品、美品だ。90€と言われたので交渉して80€と言ってくれたがその日の最初の客だからと70€に値下げしてもらった。ネットで検索すると60€+送料20€と出てきた。もっと安く売られている店も探せばあるのかもしれないが廃盤品のようだし、未年の息子から母に贈るリヤドロとして羊モチーフであることが重要なので良しとする。
山羊チーズ Restado 帰国後の週末に会いにいく酒蔵の人たちと一緒につつきたい。
Membrilloという西洋カリンを煮詰めたもの。チーズと合うらしい。
山羊チーズ イベリコ 自宅用
山羊チーズ 完熟スライス済み自宅用
イワシ缶詰辛口。
トリュフチョコ。奥様献上品。
アーモンドサブレ。奥様献上品と会社土産を想定していたが奥様が二つとも自家消費しますと宣言。
ドラえもんチョコエッグ。息子献上品。中からは腕に巻くドラえもん柄のリストバンドのようなものが出てきた。
スペイン産スパークリングワイン。父用。お祝いに親族で景気良く開ける為の見栄えのする箱入りのカヴァを購入。720ml瓶だが背丈が細長く高い。28€ほど。
陶器の羊頭。自分用。かなり嵩張るのでおおよそ海外からのお土産に買うようなものではないのかもしれない。しかしデフォルメして破損しやすい細部をなくしながらもリアリティを残した造形は素晴らしく私の作陶参考資料としても必要に感じた。EUのどこか製。それにしてもよく持ち帰った。
総手刺繍の鹿柄クッションカバー。自分用。まず、柄が良い。単に鹿だけならば意匠はどれも似たり寄ったりになるが頭に草花と小鳥をまとう図案は珍しく、桃色の差し色が全体を華やかにさせて個性的。正直、リスは要らない気がする。オランダ製。
後日、完熟山羊チーズをパンに乗せてトーストし、jamonパテを塗って食べる。チーズは濃厚トロトロでパテの肉気と塩見が相乗して美味い。息子が毎日、あのパンを焼いてくれとせがむ。自分がカフェをやっているとしたらこれを出すな。パテは1瓶150円で10食分以上はとれる、チーズも20枚以上とれて塊で500円、パンは日本のもの。原価は60円程度に収まりこれが店で400円で出ていても高いとは感じないように思う。多く見かける朝メニューのバタートーストや小倉餡トーストに比べたら珍しさも食べ応えも遥かにある。
後日、酒蔵の人と世界トップ15に数えられたチーズとMembrilloという西洋カリンを煮詰めたジャムのようなものを合わせて食べてみたのだが、美味しい。焼鳥屋の大将、その場に居合わせた他のお客さんと一緒につまんで満場一致の美味しいの声。酒蔵の人は自分がもらったものだとこれ以上減らないうちにとしまって持ち帰って下さった。