自然造形雑貨店「ウサギノネドコ」の「もしも博物展」でご一緒させて頂いている温井ガラス工房さんのガラスのウミウシを衝動買いしてしまった。
おしりに水晶が付いた想像上のウミウシ。緑がかった水晶と体躯の深い青のグラデーションが素晴らしい。
上から見ると中に真珠質の貝殻片が入っており小宇宙のように見えてとても美しい。5cmに満たない可愛らしいサイズ。
これを6,600円で販売されているのはすごいなと衝撃を受けている。私の陶蟲夏草鉢20,000円と比べるととてもお手頃感を感じる。
私の鉢も1万円ぐらいでお届けできるようになるのが理想的だと思っている。
造形、乾燥、素焼き、釉薬掛けと2ヶ月ぐらいかかること、本焼きでの破損で全てがパーになる歩留率の課題など陶器の制作工程に起因したコスト高要因をなんとか取り除けないものか。しかし型を作って複製量産するようなコスト削減に走りたくはないのだよな。ここは価値観や志向の問題ではある。
鉢部分の制作方法を轆轤ではなくタタラ作りに変えると造形作業時間、乾燥、削りにかかる2週間近くを1日に短縮できるかもしれない。