上野に2023年12月にオープンした博物標本雑貨などを取り扱う「THE STUDYROOM」。room of curiosityがテーマなようだ。
私もフォローしている「標本部屋を覗く幽霊」という標本や想像上の生物の標本模型を作ってらっしゃる作家の作品が展示販売されているというので見てきた。
マンドラゴラのガラスドーム標本。とても凛々しく、「綺麗なジャイアン」を思い出す。丹精、丁寧な作品だな。この凛々しい顔で絶叫しているマンドラゴラも見てみたい。
博物フェスティバルなどで見かけた博物標本作家さんの作品があちらにも、こちらにも。
もしかしたら博物標本系のクラフト作家というのは思った以上に数が知れていて狭い世界なのかも知れない。デザフェス、博物フェスティバル、ウサギノネドコ、海福雑貨店。ここらに足を運んでいると博物標本系作家の8割は知ることができるのではないだろうか。この世界に踏み込んで1年だが、「あの作家さんの作品だ」と複数箇所でお見かけする割合がかなり高くなってきた。
それと一線を画すのがアートギャラリーで5万円、10万円以上の作品を展示販売する美大藝大卒の作家さん達で個展やグループ展は数年に1度だったりする人が多い。このカテゴリーはどれだけ作家がいるのかはわからない。本業や子育てに忙しい休眠作家も多そうだ。