毎週日曜日に開催されるというFlower Market、花市場はショーディッチのホテルから徒歩で10分ほどの近い距離にあった。
朝の8時ぐらいから業者が乗り付け路上のテントに生花を並べていく。
蕾を沢山つけた多肉植物の鉢。6ポンドでちょうど1000円ほど。日本の物価感覚だと安くはない。
3つで12ポンドなので2000円ほど。大きな株ではあるけれどこれも希少で人気の多肉でもないしとりわけ安いとも感じない。物価がそもそも高いのだろう。
色とりどりの鶏頭。
黄色や緑の鶏頭は染めずにこの色なのだろうか。
背後の建物も古めかしくてなんとも絵になる。
熱帯観葉植物も元気そうな株がどっさり
多肉植物はあれど、サボテン熱は感じられない。日本の100円ショップで売られているような普及種があるだけでマミラリアやコーデックス、アガベの品種がずらりと並ぶような店は皆無だった。
ダリアの海
写真散歩に最適
プライドウィークを当てこんでいるのだろうか、レインボーに染められた薔薇。
おお、素敵なブーケだと思ったが6000円以上か。花の咲き乱れる6月のロンドンでさえそれだけするのか。
業者直売の有名なフラワーマーケットと聞くだけあって現地の人と思しき客が多いし冷やかしで見て回るだけでなく買って帰る人がとても多い。街中の花屋よりも割安なのが察せられる。
感銘を受けたのが花市場の路地裏の塀に施された一連のモザイク絵。
こんな断面図を選ぶなんてセンスがありすぎる。
紫陽花の切花を売る店も多かった。
牡丹の蕾の山積み。5輪で15£なので2600円ほどか。
観光して眺めるには楽しい市場だったが短期観光客が買えるものは無いのが残念。すべて検疫に引っかかってしまう。