Oxford遠足

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ロンドン郊外にも行ってみたい。本当は日本の民藝運動を継ぎイギリスの地に泥漿の民藝陶器を持ち込んだバーナードリーチの作陶の地、「セントアイヴス」に行ってみたかったのだが片道6時間はかかると言うので残念。高速鉄道で片道50分のオックスフォードに友人に連れて行ってもらった。
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ややこしい細い路地の中にあるパブに行ってみる。
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ビルクリントンが大学留学時代にマリファナを吸った疑惑のあるパブだそうで、「ビルクリントンが違法薬物を摂取しなかった所」と書かれた看板が建っている。イギリス人らしいな。

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若いお姉さんがカウンターに立ってパイントジョッキにビールを注ぐ姿は勇ましくカッコいい。この店は観光地化していて席があくまで1時間はかかると言われたので別のパブに移動。


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絵になるわ。

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アサヒスーパードライも結構人気があって普通にそこらのキオスクにも置いてたりする。日本食料品店で売られている日本のビールとしてではなくスーパードライビールとして受け入れられている様子。

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エールビーフパイを食べた。おそらく初めて食べたイギリス料理的なもので、かつ濃厚なシチュー肉のようで美味しかった。
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こちらのチョコタルトにたっぷりクリーム乗せも背徳な味。

 

友人とは22年ぶりの再会。まだEUに加盟する前のルーマニアでいつも金はないが時間だけはあってだらだら楽しい時間を過ごした。当時の価値で200円ぐらいが一晩の予算でビールを飲んでサッカーをしてあとはひたすら談義して。

 

それにしても22年の隔たりを感じない。社会人になってから得た友人付き合いの多くとは異なるのは相手の仕事や地位に興味はなく、単に友人としての人間に興味があるから会って話しているだけだからではないか。もちろん、仕事は何してるか聞いたりもするけれどもお互いあまり興味がないからその話題は膨らまずに終わる。打算のない関係。
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本当にこんなところで勉強しているのかね、と思えるような修道院のような静謐な佇まい。

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ビアタップがあるんかい。
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あちこちの校舎にはホールがある。別のホールではハリーポッターの撮影に使われたとか。
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こんな学舎で時間をともに過ごし、大学時代を共に共有したら特別な連帯感が生まれるだろうな。そしてそれが粒よりの秀才だらけだったら。なるほど、ケンブリッジやオックスフォード、ハーバードの価値は得られる人脈というのは腑に落ちる。大学時代の友人と22年ぶりに会っても気を許せることに不思議な幸せを感じながら合点がいった。
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友人はオックスフォードにも入学できたそうだ。しかしEU加入前の貧しいルーマニア家庭出身では学費が高すぎて払えずに諦めたそうだ。確かに聡明で何を言っているかわからないことが多い友人だった。
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パブでおしゃべりし、オックスフォードの学舎前の芝生でおしゃべりし、あまり観光した感じではないが楽しい遠足だった。
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