4ヶ月ぶりに陶芸工房に行ったのだけれども全くもって冴えなかった。いろいろ懸念事項があると創造的な趣味にも没頭できないものらしい。
5分ほど自転車で走って都立家政駅の近くに休憩する店を探して入ったのがここ。
「シンプルシングスコーヒー」
シンプルな内装。色が少ない。
シンプルなカウンター席。電源コンセントが2席ごとに付いている。
どんなカフェであるかを雄弁に語る焙煎機。
豆も売ります。
焙煎に拘っています。
シングルオリジンからブレンドまで対応します。
美味しさ勝負のカフェです。
階段下の穴蔵のような1人席を選んだ。視界が適度に遮られると落ち着く。
チーズとハムのトーストを頂く。
で、肝心のコーヒー。美味しくないわけがない。酸味の抑えられた中煎りブランドを注文した。
ところで、このソーサーのサイズが実に良い。多くの店ではソーサーの縁が反り上がっていて、スプーンがカップを置く中央の窪みまでずれ落ちてしまう。それが常々、カップを置く際にスプーンが地味に邪魔で不快だと思っていたのだが平らで十分な余白のあるソーサーだと実に快適だ。
椅子も脚を置くスペースがありつつ、荷物置きの籠も置ける仕様。
どこにでもありそうな最近のおしゃれカフェと言ったらそれまでかもしれない。没個性的なシンプルさで勝負するのは逃げ場がない。シンプルにしてモノの色も形も拘り抜いているのが見て取れる。日曜日の朝の9:00から営業しているのも嬉しい。作陶前に一杯、珈琲を飲むのも気持ちが良い。
陶芸の途中休憩にはこれからはこちらのカフェまで足を伸ばそうかと思う。