パラボラからのメメントモリからのファーチレ

小生の中で夷川通りで最も熱い照明屋「パラボラ」。工業デザインの無骨なアンティーク照明を修理販売しているお店なのだが、ここの店主が岡崎にあるメメントモリというカフェの内装をプロドュースしたらしい。フラットでミニマルで、いつも落ち着ける空間。


夷川通りには「Montage」というクラシックやオペラ愛好家には堪らないカフェがある。ここの店主はなんでも古い楽器の修復を手掛けているらしく、古びた雰囲気の店内にはスタンレーのピアノなどが置かれ、常時レコードが掛けられている。「パラボラ」の店主と友人らしく、ここにも「パラボラ」の照明が置かれている。ここでは毎週のように店内でクラシックミニコンサートが行われており、参加費2,000円。素人には嬉しい値段設定。




店主お気に入りの京都のカフェを聞いてみたら、「sol」ときたもんだ。小生一押しの廃墟カフェ。もう、「パラボラ」店主の好みは小生のものと合致すること間違いなし。


そんな店主にさらに勧めていただいたのが喫茶「la madrague」という喫茶セブンという老舗の名店を引き継いだ店。そしてもうひとつが「facile」という宝飾屋。丸太町通り、京都御所の南にある店で、パラボラ店主曰く宝石の選び方や拘りが素晴らしく、値段も手頃なのだという。訪ねてみるしかない。


京都は小さな個人経営店が多く、感性の合う店主同士がいろいろと繋がっているらしい。店から店へ紹介してもらった店を辿っていくというのも新鮮な楽しみ方かもしれない。