署名活動

亀岡で無免許で夜通し30時間も走った挙げ句、四人を轢き殺した事件で危険運転の適用と厳罰化の署名運動が始まった。小生も微力ながら協力させてもらうことにし、友人に署名を募っている。


加害者も若いし、被害者が生き返るわけはないけれども、償うにしろ償うべき罪の大小は妥当であるべき。法治国家としての示しがつかないし無免許を少しでも容認するように解釈されては困る。


ところで、署名というやつは肉筆で氏名と住所を記入することが求められる。これが時代錯誤的に面倒臭い。インターネット上で売買契約を交わし、銀行口座から入出金する時代だ。それこそ署名や選挙投票のような意思表明も電子化すればよいのに。


署名に必要なことは何なのだろう。本人の能動的な意思であることが証明可能であり、かつ実在性が確認できることなのだろうが、今の書面署名を何千枚も提出したとして、重複や架空の住所や偽造の有無が確認できるとは思えない。


その点、電子署名のほうが遥かに簡単に署名者の実在性や重複有無を確認できる。例えば電子住民台帳に連結した形でオンラインで投票したり、署名できるようにすればより迅速に広範囲から民意を諮ることができるようになると思う。