「神戸園キャンプ場」川辺サイト。4500円/泊
- 熱帯夜の時期のキャンプに今後の最有力候補地。
- 膝ほどの深さの川遊び、4mほどの高さの滝に打たれる。シャワークライミング。
- 区画が広く人も少ないのでリラックスできる。
- 林間サイトで洗い場もトイレも近くて便利。
- 山女魚や虹鱒釣りができ、管理棟で下拵えもしてくれるので焼くだけ。
- 犬同伴可。
- 直火ok。陶器の野焼きが可能かもしれない。
- 管理人さんが優しくて親切。
- 帰宅早々、またキャンプに行きたくなる良キャンプ場。
9:00 レンタカーを借りて荷積み。テントやらテーブルやら焚火台を購入しているので積み込めるか心配したが日産マーチクラスの小型車で十分だった。
10:00 自宅出発。オリンピック期間中だからか、警察車両を頻繁に見かけた。自宅から1時間強の距離は親がフル活動しないといけない親子キャンプにおいて負担が少なくて嬉しい。
11:30 老夫婦の経営するパン屋さん「森の風゜(もりのぷう)」で昼御飯のパンを調達。コーンパン、ピザパン、焼き立て葡萄パン。焼き立て葡萄パンは不意打ちの美味しさ。
12:00〜12:30 チェックイン。川サイトは杉の木陰で川原から4m近くの斜面を登るので増水時の心配も不要。1組に割り当てられるスペースが広い。かなりの良キャンプ場を引き当てたように思う。テントやテーブルを子供達に手伝ってもらいながら設営。
杉の木が何本か立っていたので、ロープの下に巻いて樹肌を保護できるものがあればハンモックも設置できそう。
洗面場に近いので手が汚れたりカトラリーを落とした際に子供達がすぐ手を洗えるので便利。洗剤、スポンジ、タワシも完備。
13:00~14:30 川遊び、滝行、シャワークライミングに子供達は大興奮。
日向は灼けるように暑いのに水温は冷たい。ヨナヨナエールの燦々と小玉スイカを投入。
滝上は流れも静かで長閑。
滝下は渓流で足を取られながら転びながら渓流を這って進んで子供達は大喜び。
「ニンゲンヨ モリカラサレ」
岩の上に気配がして、山犬に出会ったと思ったらマンゴー殿が勝手に登っていたのかよ。心なしか溌剌としている。
滝壺も水深100cmほどで子供でも滝に打たれることができる。
14:30〜15:00 虹鱒釣り。阿佐ヶ谷寿々木園で金魚の釣果の無かった次男は自分の釣りスキルの低さに自信喪失していたが入れ食いの虹鱒釣りに大興奮。それではつまらない人には玄人向けで簡単には連れない山女魚の釣堀もある。釣堀も池底が見える水の透明度、川藻が茂る見た目に綺麗な景観。
興味津々に匂いを嗅ぐ。いきなりかぶりつかないのは食べ物認定されてないのか。
キャンプサイトの管理人さんが内臓を出して塩を振って下拵えしてくれる。3匹を塩を振って塩焼きに。2匹を塩は振らずに白ワイン蒸しにすることにした。
15:00〜 焼きマシュマロ、冷やし胡瓜と味噌。
虹鱒のアクアパッツァ、焼きトウモロコシ、カット野菜のオリーブホイル焼き、虹鱒の姿焼き。「美味しいね。エクシブの1万円のコースみたい」との賛辞を頂いた。そんなわけあるか。
カット野菜も網で焼くよりホイルで蒸し焼きにするほうがパサパサせずに俄然美味しい。
虹鱒のワイン蒸しも塩焼きとは風味が全く異なり美味。
最後に川で冷やした小玉西瓜にかぶりついてお腹いっぱい。
三つ星にして世界のベストレストラン1位、「エルブジ」の料理長とバルセロナのビールメーカーの共同開発ビールでビール界のドンペリという触れ込みの「イネディット」。どんなものかと飲んでみたら美味しい。足りない。オレンジピールとコリアンダーで風味付けされたフレーバービールだ。
18:00〜20:00 焚火。監視はしつつも子供達に自由に薪をくべさせる。消えかかっては枯れた杉の葉を取りに行って焚き付けたりしながら2時間も燃やし続けた。まだお腹に隙間があれば子供達はサモア、私は晩酌タイムに入るはずだったが満腹。
20:00〜子供就寝。海と違って川遊びはさほど体もベタつかない。キャンプ場のシャワーがコロナ禍で使えないが、朝一で川で水浴びをするというので良しとする。
オキ。野焼きではこれをたくさん作って、器を1時間以上炙って水気を飛ばしてから温度をさらに上げて焼き締めるそうな。
22:00〜親就寝。川の音が隣のキャンプ客の雑音も掻き消してくれる。とても自然音で煩くて静か。
暑すぎて眠れない事態を懸念してヒヤロンまで持ってきたのに、夏用寝袋を体にかけないと肌寒いぐらいの快適さ。都会よりも標高が高いのと川沿いのおかげか。
06:00〜起床
テントの内側から外の眺めが森林なのは最高。
朝の散歩も涼しくて気持ちが良い。軽井沢に一昨年行った際には避暑地感が全く感じられない暑さだったがここは明確な涼しさを感じられる。
07:00〜朝食作り
火を起こし、パンを焼き、チーズ入りフランクフルトソーセージを焼いて食べた。デザートに西瓜。暑いだろうと思って準備しなかったが温かい粉末スープや温かい珈琲があっても良かった。粉物は常備しておいても良いかもしれない。
08:00〜撤収開始
08:30〜チェックアウト
ロッジの秘境感もなかなかのもの。テント泊も快適なので悩ましい。
09:00〜払沢の滝
10:00〜野崎酒造
11:30 帰宅
夕食: キャンプ場で可能な限り包丁仕事を避けて焼くだけで良いようにする。
虹鱒料理の具材
カット野菜。玉葱、南瓜、人参のホイル焼き
味付け手羽元、
ペットボトル3、4本。2本は保冷剤替わりに冷凍させておく。
ビール。
スモア(マシュマロ、チョコを炙ってビスケットにはさんで食べる)
小玉スイカ(川で冷やす)
朝食:
食パン、チーズ入りソーセージ、西瓜
虹鱒のガーリックオイル焼き
・ ニジマス
・ オリーブオイル
・ ガーリックチップ ・ 鷹のツメ
・ 塩 ・ こしょう
・ 乾燥バジル ・ 乾燥パセリ
・ 白ワイン
< 作り方 >
1 ニジマスを3枚におろす
2 ニジマスの切り身に 塩、こしょう、乾燥バジル、乾燥パセリを振りかけてなじませておく
3 フライパンを熱し、オリーブオイル、ガーリックチップ、鷹のツメを入れ、弱火で炒める
4 香りが出たら、2の切り身をフライパンに入れる
5 両面をこんがり焼き、おおむね火が通ったら 白ワインをふりかけ、フタをして蒸し焼きにして完成!
虹鱒のアクアパッツァ
- 持ち帰ったニジマスは流水でよく洗い、塩こしょうをして、10分ほどしたら、水気をよく拭き取る
- BBQ用の厚手のアルミホイルまたは、普通のアルミホイルを2重にしたものを折って「封筒型」にする
- そこに、ニジマス、ミニトマト、あさり、オリーブの実、白ワイン50cc、水50cc、アンチョビペースト大さじ1、にんにくチューブ小さじ1を入れ、アルミホイルを折って完全に閉じる
- 200℃で20分ほど。
- 下界では炎天下で寝苦しい暑さでも檜原村の川沿いは寝袋の布団を掛けて寝てちょうど良い暑さで最高の避暑キャンプだった。春秋は寒い場合の対策が必要。
- 雨が降った場合にはやはりタープがあった方が良い。
- シープノット以外にもロープの結び方を学んだほうが良い。
- カトラリーを干すネットが欲しい。
- イワタニのCB缶バーナーは着火に便利で必須。
- 100円ショップの火吹き棒、着火剤が活躍。
- 100円ショップの調味料入れは液漏れする。
- 樹肌を保護するマットか何かを持参して、ハンモックを吊りたい。
- 気分や状況によって熱い珈琲やスープは飲みたくなる。粉を常備しておくべき。
- 虫取り網と虫篭を持参。
- テントの中で遊べるものをもう少し用意しても良いかも。