Café Independentの斜め向かいにある三条寺町周辺のカフェである。
さらさ系列の店らしさに溢れている。洗練されたレストランやカフェというより、「趣味の感度が高く部屋を相当いじった大学の友人の家」あるいは「欧米人経営のバックパッカーゲストハウス」を日本に持ち込んだような緩い雰囲気。食事の味は濃いし、腹にがつんと溜まる。ゲバラやらウォーホルやらそういう系統のポスターが貼られ、「北斗の拳」やら「ドラゴンボール」やら「H2」やらそういう過去に読んだことのあるメジャー系少年漫画もが置かれる。
さらさ麩屋町の特徴は胡坐をかいてラグの上に座る卓袱台席なのだが、これこそ友人宅のような雰囲気に溢れる。ジーンズを曲げた足が血流が止まって痺れてくるので長居するのも意外としんどくなってくるのだが、ついつい居座ってしまう。
ただ、そこの雑誌や漫画を一通り読み終わってしまうと来なくなってしまう気がする。さらさのカフェはマンガ喫茶のよう。さらさ西陣のように内装に猛烈な個性が無い支店は、「芳醇なコーヒーを飲みに」、あるいは「ここでしか食べられないB級グルメを食べに」といった永続性に弱い。
営業時間: 12:00〜24:00
定休日: 毎月最終水曜日
電話: 075-212-2341
住所: 京都市中京区麩屋町通り三条上がる
犬: 不可
