南禅寺


確かにここは広く知られる南禅寺の水道橋なのだけれども、部分だけを切り取ると東南アジアの熱帯林に一度は埋もれた遺跡の雰囲気がある。





どこか憂いのある表情。何百年もの歴史を讃える古刹にて、変わらぬ世を儚んでいるのか。いや、主人が写真に夢中で右下に置かれたままのジャーキーから断固たる意思で目を背けている悲しみ。