印度少年達と駄菓子


日本から多めに駄菓子を買って持っていった。遺跡の裏手に回ると、近所に住んでいる小学生ほどの子供達と中学生ほどの子が声をかけてきた。カッコよく飛びこむからチップをくれと言うので、金はやらんが日本のお菓子ならあるぞと言うと、彼らは盛り上がった。たかが数ルピーよりも滅多に食べられない日本のお菓子のほうが興味があるらしい。観光客とずらずら歩いて回るよりも、こういうのが楽しい。



ある場所では子供たちがぞろぞろと自分の後ろを6,7人ついてまわり、自警団のようになった。「わたパチ」の効果抜群。口の中で弾けるのが新鮮らしい。笛ラムネも音を出して遊べるし、遊び終わったら食べられるので好評。



アオミドロのような藻類の繁茂する沐浴用の池に元気に飛び込んでくれた。結局、ここで2時間半も時間を使ってしまった。



子供達はどこの国でも無邪気で純朴。まっすぐに育ってほしい。観光客にすりよってきて、今日は博物館は休みだの、お前の行きたい店は1年前に閉店しただの嘘をついて自分のつれていきたい店に勧誘するような輩にはならないでほしい。


彼らの前途を祝す。遊んでくれてありがとさん。