エクシブ蓼科

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またまた来てしまったエクシブ蓼科。北八ヶ岳ロープウェイ乗り場から車でたったの8分という近さにある。子供のスキーデビューの下見と秋の紅葉狩りと温泉での癒しを求めての旅だ。

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もうクリスマス飾りの季節。豪華な山間の別荘のような雰囲気と相性が良い。これでロビーに大きな暖炉でもあれば最高。

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クラシックな雰囲気は蓼科、八ヶ岳に良く合う。

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古めかしいのも一周回って新鮮。昭和バブリー。

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夜にはホテルの入り口もライトアップされて秋から冬への浮いた気分を盛り上げてくれる。

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通して頂いた部屋も主寝室には広々としたベッドが2基。さらにもう一部屋、廊下を通って入れる別の和室があり子供達とは寝室を完全に分けられる。

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ベッド側からソファセット側を眺める。

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テレビ台を目隠しにして反対側にソファセット。広々としていてストレスなく家族4人が過ごせる。

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ソファセットを撮り忘れたが前回の部屋のものはこちら。こんな雰囲気のセットがある。


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ホームページから拝借した間取り。多少の配置の違いはあるが、毎回似たような60〜70m2ぐらいの部屋に通される。

これでルームチャージ16,610円税込なので大人5500円、子供半額の安めな素泊まり宿と同じ料金設定と思うとお得感が強い。

コロナ禍では朝食や夕食はとても混むし時間の制約などもあるので朝食は前日にパン屋で買い込むと朝、好きな時にすぐに食べられて時間がかからずに楽だ。

夕食も近くのレストラン「スイッチバック」を予約しておいた。奮発して100g1500円のTボーンステーキ500gやピザ、パスタ2品を注文しても合計で1泊2食付で9000円の宿ということになる。節約旅行を心がけることで一見豪華なエクシブに泊まるというパラドックス

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巨大すぎて縮尺がおかしく見えるがこれ一枚で500gはある巨大ステーキ。切り分けると「まだ口の中にあるのが無くなったから次のを取りなさい」と次男が嗜められるほど貪るようにあっという間に家族の胃袋に消えていった。次回もここで夕食が良い。


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今回は8号館という最もロビーから遠い宿泊棟になったのだがそこからの眺めはこの通り。カラマツの林への没頭感が見事。


夕御飯を食べに近くのレストランまで数分の距離を車を走らせたのだが道端の数メートルの距離に鹿が4、5頭いた。車を停めてライトを照射しても、のそのそとさほど慌てることもなく脇を歩いていった。鹿だけでなく、狐やら兎やら、人間に慣れた緊張感のない野生動物に高い確率で会える。


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部屋付のお風呂にはジャグジーなんかも付いていて総じて設備のグレードは高い。子供達はこちらを楽しんでもらって大人はゆっくりと早朝の温泉へ。


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こちらのエクシブには立派なクアハウスがあって小学生の子供達はまだ存分に楽しめる。9:00〜21:00の営業で利用価値は高い。打たせ湯、ジャグジー、ミストサウナなどが揃う。

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デッキチェアに横たわって読書なんて優雅な時間を過ごしたいのだけれども、こっち来て、一緒にこれやって、鬼ごっこしようと始終引っ張り回されて一度も座らずに終わる。

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なんとも贅沢なことにこの季節にも泳げる水温30℃の屋外温水プールがある。この真っ赤な紅葉を見ながら泳ぐのはなかなか不思議な感覚だ。COP26が開催される中でなんとも罪深い。

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光熱費の浪費たるや。しかし秋の陽光、青い空、燃えるような紅葉の景色の中で泳ぐのは気持ちが良いのなんの。プールの底に煌めく光の網目模様は屋外の直射日光があってこそ生じる光景。

写真は撮っていないが、この鮮やかな紅葉やカラマツの樹々を眺めながら入れる温泉露天風呂も生き返らせてくれる。温泉はエクシブ箱根離宮の次にここエクシブ蓼科が良い。


茅野駅へ送迎バスを出してくれているそうで、北八ヶ岳ロープウェイ乗り場をベースにしたピラタス蓼科スキーリゾートにも送迎してくれるとのこと。次回は是非、雪山目当てに来たい。目一杯、活用させていただく所存。

北八ヶ岳 絶好の秋晴れ

この素晴らしい秋晴れに東京でじっとしていられず、長野の八ヶ岳へ。

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空が高い。遮る山々がない。この開放感たるや。

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冬にはスキー場の起点にもなる北八ヶ岳ロープウェイ乗り場へ。スキー場の施設としてもとても雰囲気が良いのではないだろうか。スイスなどの高原リゾートの雰囲気。

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真っ赤なゼラニウムがシンボリック。

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100人乗りだという大型ロープウェイで一気に山頂まで登る、7分の道のり。コロナ禍のご時世、私語禁止。皆、静かに絶景を楽しむ。

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標高のまだ低い地点は広葉樹の紅葉の盛りで良い時期に来れた。ここらへんの山々は丸い曲線で柔らかい景色。

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ロープウェイを降りると溶岩石がゴロゴロとした低木しかない高山の景色に変わる。

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坪庭と呼ばれる一周1.1km、30〜40分で回れる散策路になっていて気持ちの良い散歩ができた。

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かっこいい溶岩石だ。こんな岩姿の植木鉢を作りたい。灰褐色の藻類は化粧土で作れるのではないか。

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冬はかなりの風雪に晒されるのだろう。その中でピンと高く伸びる一本の木が眩しかった。

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ペンキでも塗られているのかと思った鮮やかな黄色の蘚苔類。なんて種類だろうか。

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風は冷たく気温は3℃。ひんやりと空気が美味しい。撮るもの全てが美しい。

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ひたすら爽やか。熊笹の茂る整備された林道の先には縞枯山荘という泊まれる山小屋もあった。

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標高2237m。まだ雪もなく、気軽に楽しめる最高の季節にこられた。また雪が降ったらスキーをしに再訪したい山だ。エクシブ蓼科からバスで送迎してくれるそうなので是非次回は1、2月頃に来たい。そうだ、そうしよう。気持ちよく滑れるように太腿を鍛え始めよう。

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今日見た景色が全て雪景色に変わっている姿を次回は見たい。


都会人が日々の生活の苦労も知らずに思う勘違い込みの憧れなのかもしれないが、人生のうちに山の中に住む数年というものがあっても良いようにも思うのだよな。もし様々な制約がなければ山小屋で1、2年ほど住み込みで働らけたら素敵ではないかなどと考えた。


鬼面角の枝分岐の兆し


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咲く寸前まで蕾を膨らませたのに咲かなかった鬼面角。それがまた変化の兆しを見せつつある。


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この右の切断端がモリモリと盛り上がってきている。これはついに枝が分岐する兆候なのではないだろうか。そうなるとこの切断面からは枝が一本しか分岐してくれないということか。できれば二本分岐して欲しいのだがな。もっと根が張って株が充実しないと難しいのか。


期待しながら見守ろう。


冬でも雨の当たらない陽射しの当たる軒下に置くのが良いのか、明るい日陰の室内に取り込むのが良いのか。前者に賭ける。

ムササビは鼠よりも猫ではないか

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とある理由で高尾山に息子と2人で登った。人が多い山なので自分で好んで来る山ではない。せめて空いているだろうと思って山道で時間のかかる6号路を登った。山頂まで90分とのことだったが70分ぐらいで着いてしまった。高尾山は登山としては物足りない。


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山頂のビジターセンターにて。ムササビはこんなにも愛くるしい顔をしていたのだっけ。モルモットはわかる。コツメカワウソもわかる。ムササビの顔がこんなだなんて聞いていない。なぜモルモットやカワウソのように取り上げられていないのだろう。

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人気が爆発しそうなアイドル顔ではないかね。しかも毛並みも良くて、手の間の膜が伸びて包み込んでくれる。耳も猫みたいだ。イルカを海豚と書くぐらいならムササビは鼯ではなく飛猫が適している。鼠よりも猫だろう。

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まあ、爪はしっかり獣なのだけれども。それはコツメカワウソも変わらない。


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緊急事態宣言が明け、絶好の秋晴れで、しかも屋外、遠出しない都内とあれこれの条件が重なったからなのだろうけれども、初詣のような「密」な山頂。なんてこった。


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ほんの一部だが綺麗に紅葉し始めていた。


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帰りは6号路は下れないのでリフトを使おうと思ったらリフトも整理券をもらって20分も待たされるという大混雑ぶり。


長い長いコロナ禍の自粛生活の鬱憤が吐き出される先を求めている。


丸台座鉢付き団子虫陶蟲夏草鉢の注文制作4

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団子虫はマンガン窯変釉を筆で2回厚塗りした。マンガン窯変釉は薄いと黄緑の気持ちの悪い色に発色してしまう。


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土台は1号透明釉薬をドブ漬けした。植物を活かすために地味な色を選んだ。


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鉢のほうが団子虫よりも一回り大きいほうがやはり安定感がある。


作業時間30分。


11月21日に酸化で本焼成予定。12月にはお届けできそうだ。


羊頭狗肉像 造形完了。乾燥へ

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腰の輪郭を修正し、指を少し細めて作業終了。これ以上、触ると壊れ始める気がする。表面をツルツルにならしたい誘惑に駆られるが、あえて土っぽさを残すために跡が残った荒れたままにする。

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でも差し伸べた手の先が寂しいのだよね。


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なので犬を作ってみた。なんだか思い通りにいかなくて1時間かけたがこの有様。

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全く愛嬌のある感じに作れずに焦る。毎日のようにマンゴー殿を見て暮らしているというのに犬をまともに作れないことにショックを受ける。きちんと写真や資料を見て作ればこんなことにはならないのだろうけれども、ここまで作ってしまうと今更、資料を見て修正しようとしても上手くいかなくて作り直した方が早かったりする。

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もうこのままで良しとする。自分の頭の中の造形で一貫させよう。完成後も不出来さが受け入れ難かったら犬の方はまた別に作り直したって良い。


内部を空洞にしていない肉厚2cm近い土塊なので1ヶ月以上かけてしっかり乾燥させよう。さもなくば素焼き時に胸らへんが膨張爆発してしまう恐れがある。完成が待ち遠しい作品を作れているというのは良い徴。

ペペロミア・サンデルシー


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イカペペとも呼ばれるペペロミア・アルギレイアはよく見かけるが、このサンデルシーもスイカペペ。どう違うのだろうか。同じとされていたりもする。

我が家はどちらかというと和風よりにしたいので熱帯系の派手な模様の葉はあまり置いていない。熱帯性植物はモンステラぐらいなものだ。

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しかしこの4号鉢で美麗で元気なペペロミアが200円という暴力的な値段で売られていたので買ってしまった。ネットだと2500〜3000円する場合が多い。お店のお姉さんに「いくらなんでも安すぎませんか」と聞くと、「もう今日の売れ筋はダントツでこれですね、気付いたお客さんは喜んで買っていきます。午後には売り切れそうですね」とのこと。そりゃそうだ。

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耐陰性は強く、乾燥にも強いが熱帯性なので寒さには弱い。乾燥気味にして最低5℃が生存ラインだそうだ。


これに似合う鉢のイメージが湧かない。難易度高し。