鬼面角は開花失敗。未だに枝分かれせず。

教訓

店頭の植木鉢は必ずしも根が十分に生えていると思うな。


6月に購入してすぐに胴切りした鬼面角。3本あったのだが最も短いものは腐って枯れてしまった。どうやら店頭に置かれていたものも胴切りして植え付けられたばかりのもので、引き抜くと根が殆ど生えていなかった。強健な鬼面角だから発根してなくても出荷してしまうのかもしれない。購入してすぐ胴切りすることは想定していないのだろう。

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短い期間に2度も胴切りしてしまったので最も短い株は体力が持たなかったようだ。

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考えてみたら生き残っている2本は連続して胴切りされても再度根を生やす体力があるのだから驚異的だ。しっかり根を生やしている株だったならば今頃は枝を生やしていたのかもしれない。

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3ヶ月以上も経っても枯れていないので無事に根を生やしているのだと思う。切り穂側には目に見える変化が見られないが、株元側からは大きな花芽が出始めた。


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なんだか熟れて妖艶な濃い色の蕾。

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もう数日で咲きそうな気配。大輪の花を咲かせてくれるのではないかとソワソワしながら見守る。

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ここまで蕾が膨らんで


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咲かずに萎れた。なぜ。どういうこと。全くわからん。鬼面角、思い通りにいかなさすぎる。


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朝顔 天上の蒼

もう10月に入ってから突如咲いた朝顔。素晴らしい青。なぜこの時期に、しかもなんという青。

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青い花といってもなかなか本当に青い花というのは少なくて、多くが紫だったり紺だったりする。そんな中でこの朝顔は文句無しの青と言えるのではないか。

朝顔、紫陽花、瑠璃茉莉、露草あたりが納得の青い花だと思っている。

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逆光を透過すると細首の白さもまた美しい。ベタ塗りよりもグラデーションがある方が引き立つ。


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吸い込まれるような蕊。

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ヘブンリーブルー」をさらに改良した「天上の蒼」という品種。名前負けしていない。


来年の夏は庭に群生させてみたい。難点は街灯が近くにあると短日性なので花が咲かないこと。

花屋カフェ「On Flower」

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東中野駅徒歩数分にOn flowerという花屋兼カフェがある。以前も2回ほどお邪魔したが再度立ち寄らせてもらった。

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洋花はあまり名前がわからないのだよね。カーネーションだろうか。

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鶏頭にも様々な色があるのだね。

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飾りの古いタイプライター。アンティークに薔薇が似合うように感じるのは先入観が半分かもしれない。

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お店の商品がカフェの内装装飾を兼ねているのは良いと思っている。

仕入れた商品の陳列を兼ねて空間を効率的に装飾できるし

飲食しながらお客さんに商品を物色してもらえるし

回転する商品によって装飾の新陳代謝を図れるし

商品の世界観が店の内装の世界観となる

核となる再入手が困難なものは非売品にすれば良い

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お盆と皿を兼ねたスタイル。なるほど。


バナナケーキはなかなか中身に密度のある味だった。


台風一過、アリウムギガンチウム植え付け

台風一過。東京の西側はさほど強風が吹くことなく16号は過ぎて行ったようだ。

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避難させてベランダの床に並べ置いた植木鉢を棚に戻すだけでも、今度はこれはこちらに置こう、こう置き換えてみたらどうかとやっていると30分が経ってしまう。

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昨年植えて5月の花後に掘り出して干しておいたアリウムギガンチウムの球根。今年も10月の早いうちから植えて大きく育てたら昨年よりも大きな花を咲かせてくれるだろうか。

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苦土石灰を加えて中和して腐葉土をたっぷり漉き込んで植込み完了。


粘菌 ススホコリ


カブトムシの幼虫飼育プラ箱に黄色い何かが発生した。キノコかと思ったのだがみるみると大きくなりしかも這うように移動していく。

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ついに我が家にも粘菌が発生したようだ。朽木に晩夏から秋に発生するこの粘菌はクワガタやカブトムシを飼育している人にはたまに見かけるものらしい。


菌類でも動物でも植物でもない、可視化サイズの単細胞生物。蟲と菌類にまたがる存在である冬虫夏草とはまた別次元の存在。

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這った跡は粘菌そのもの。最も培養が容易な真核生命だそうで、餌が尽きると変形体は摂食をやめて生殖のための子実体へと変わるそうな。飛ばす胞子は耐性が高く何年も生存できるらしい。変形体は迷路を最短距離でゴールまで這う知能や学習能力まで備えているらしい。英語ではSlime Moldと言うらしい。


もっと観察していたいが流石に室内で胞子を撒き散らされたら困る。居間に敷いている古材の床板を苗床にされたらたまらない。

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たった一つの細胞ながら核を無数に持って分裂し数メートルにもなるらしい。なかなか立派に育っているが成長可能性はまだまだこんなものではない。


モジホコリ目、モジホコリ科、ススホコリ属のススホコリのようだ。モジホコリ属のモジホコリもいて、同様に黄色いのでどちらかは少し自信がない。南米かどこかでは食用にするとかしないとか。害はないらしい。いやはや食べるほどの勇気はないよ。

9月の緑道の花々

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奇麗なトラノオ

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紫色の花が多い気がする。

 

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オキザリスも怪しい紫。

 

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龍の髭。どこら辺が龍なのだろう。

 

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夏の終わりの揚羽蝶

 

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遠目には地味だけれども近づくと清涼感のある緑青色を纏った

 

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ニチニチソウの赤がキツい。

 

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毎年咲くね、彼岸花。毎年、巾着田に行きそびれて後悔している。

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黄花コスモスは粘性の高い絵具を筆で塗りつけたような花弁。

 

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諏訪大社下社秋宮春宮の古木

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こちらが諏訪大社下社秋宮。出雲大社のそれとは逆方向に捻られた巨大注連縄が見所。

 

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出雲大社とは異なり賽銭を挿したりはしない様子。梶の葉紋も上社は根が4本、こちら下社は根が5本。果たして上社下社が武力衝突していた頃も紋は梶の葉だったのか。

 

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端正。ひたすら端正。

 

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上下階に下がる御簾の景観は好み。

 

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諏訪大社の祭神である建御名方神タケミナカタノカミ)は建御雷神(タケミカヅチ)に国譲りを迫られた際に力比べを申し出た。これに対しタケミカヅチの手は氷や剣に変化させ、タケミナカタの手を握りつぶして放り投げてしまう。そしてタケミナカタノカミはすわのうみまで逃走するも追いつかれ、その地から出ないこと、大国主神事代主神に背かないことなどを約束して和睦するといったような旨の神話があるらしい。これは巨木信仰を象徴するタケミナカタノカミが新しい中央集権的体制を象徴するタケミカヅチにとって代わられたことを示しているらしい。

旧体制の信仰がこうして神話の時代から根絶されることなく続いてきたというのも面白い。しかも軍神、農耕神、風の神など新たな性格を纏って。

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高天とダイヤ菊をまだ飲んでない。

 

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諏訪大社下社春宮には秋宮よりも小振りの注連縄がかかる。

 

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三方のガラス戸が素敵。

 

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根が一つ、上部が二股に分かれた杉の巨木。

 

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そして御柱御柱は明治以降は樅の木に限られているのだそうだ。

 

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しかしそれよりも私の目を奪ったのは欅の古木。幹周囲5m前後、樹高30mとのこと。諏訪大社上社の大欅は樹齢1000年、樹高35mと大きく記述も多いが樹勢が無い。こちらの欅はまだ生命力が漲っており迫力がある。しかし注連縄も巻かれず扱いが軽い。

 

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根本のウロ。

 

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地面から吸い上げるフォルム。

 

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枝の瘤化の豪壮なこと。この部位だけで数トンはありそう。

 

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巨木は枯れかけたようなのが多いがここの欅はこの巨幹でありながら瑞々しい葉を広げる。

 

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この欅の樹肌の縄文模様のような蠢きが好き。

 

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