フエ王宮の盆栽園

朝7時にダナンのホテルを出て、フエへ3時間移動した後にカイディーン帝廟やミンマン帝廟を回り、王宮へ来た。流石に腹が減った。

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王宮を入って右手奥に軽食を食べられる東屋があった。炒め飯を頼む。200円ほど。

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具材も何も入っていない黄色の炒め飯だった。よく見ると、炒めた玉葱のチップスが混ざっているように見える。ヌクマムという魚醤やトゥオンオットというチリソースで味に変化をつけながら楽しむ。

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黄金に輝くような200円。

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腹ごなしを終えて周囲を見渡すと無数の盆栽が並ぶ盆栽園にいることがわかった。1000年続いた阮朝の時代からここで盆栽が並べられていたのだろうか。ベトナムでも盆栽は歴史があるのか、現代になってから中国や日本から入ってきたのか。

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巨大な石卓には水が張られ、中央の岩を覆うように木が植わっている。榕樹のような根の張りかたをしているが、葉を見ると日本にもありそうな広葉樹だ。


私の自宅の中庭にこんな石卓とそこに植わる「乙女桜」もみじがあったならばどんなに風流だろうか。流石にこの巨大な鉢は運び込めないが、水を張った盆栽鉢は灌水の手間を減らし、もみじの葉を美しく発色させる名案に思える。

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水の中にはグッピーのような熱帯目高が泳ぐ。強烈な暑さのベトナムで広大な盆栽園の鉢鉢に水をやって回るのは大変だろうから、こうして水を張った鉢があれば降雨任せにできるのかもしれない。


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20年前の昔にアユタヤで見てからずっと実現させてみたかったことの一つがこれ。陶器の作品を木の根に抱かせること。降雨と陽射しに恵まれて成長が速い東南アジアならではかもしれないが、2倍、3倍の時間がかかっても良いので我が家でも取り組んでみたい。


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この盆栽園で一番多く植わっていたのはこのアデニウムではないだろうか。酷暑に耐性があり、根や幹に水を溜めて肥大化するので乾燥にも強い。

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懸崖仕立ての柘植を手入れしていた庭師さん。この庭の鉢を全て一人で手入れしているのだそうだ。これはボンサイかと尋ねると、そうだ、ボンサイ、ボンサイと嬉しそうに答えてくれた。

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盆栽園の隅に築山がある。石段を抱え込むように榕樹が根を張っているその一景が何度も訪れたいものだった。自分の街にこんな場所があったら、犬の散歩に、何か嫌なことがあるたびに足を向けてしまいそう。

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小さな祠。

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掠れて輪郭を失いかけた龍の絵が一層、迫力を宿す。

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あれ、お前さんは印度菩提樹ではないか。素知らぬ顔して異なる樹の根元に守られるように生えている。

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築山全体が樹の根に抱え込まれたよう。



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王宮の出口へ向かう途中でもう一株、素晴らしい榕樹を見た。

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何か生命力に溢れている。腐敗と再生のめまぐるしい中で仙人掌が成長点変異を起こして綴化するように暴走したかのような根張り。

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植物好きには楽しいフエ王宮だった。


ベトナム フエのあらゆる点で満足度の高いThe Scarlett Hotel

 ベトナムはカフェやホテルのデザインの洗練度合いがとても高いと思う。フエに泊まることがあるならば再訪したいと思う宿に出会った。

  • 繁華街から徒歩数分の好立地
  • それでいて喧騒から離れて静か
  • 朝10時に着いたら無料で朝食と珈琲をくれた
  • 統一感のあるフォトジェニックな調度品
  • 質の高いアメニティ
  • 豪華な無料フルーツ盛り
  • 清潔で水流の多いシャワー
  • 迅速な手頃な値段でのチャーター手配
  • 全ての従業員の好サービス
  • 破格の5000円

 

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チェックインは午後からなのだろうが、10時に着いてしまった私に対してウェルカムフルーツをどうぞ、とフルーツや珈琲を出してくれた。部屋も用意できるという。窓辺の背もたれ付きのやたら豪華な椅子の席でチェックインの手続きをのんびりと寛ぎながらさせてくれた。

 

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ベトナムのホテルはこんなにサービスが洗練されているのか、と大いに感心。

 

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通された部屋はキングサイズベッドが1つ。ベッドには薔薇の花びらが添えられていて、中年男が一人で泊まるのが恐縮してしまう。

 

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真っ白なリネン。

 

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室内の椅子もベルベット地の肌触りの良い布。クッションもカーテンも同素材。

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シャワーは天井から出せ、シャワーヘッドにも切り替えられるもので、蛇口を捻ってすぐに熱いお湯が出た。水流も強くて嬉しい。清涼感のある青いタイルも気持ちが良い。

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さりげなく置かれた陶器の箱すら、安物には見えない。

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コンプリメンタリー、つまり無料のサービスとして果物の盛り合わせが置かれていた。見事なマンゴー。

 

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朝食は7時から。クラブサンドイッチやマンゴー、ランブータン、ドラゴンフルーツ、パパイヤ、マンゴスチンなど熱帯の果物がたくさん。

 

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トマトなどサラダ類も豊富で嬉しい。でも、せっかくなら欧風ではなく、ベトナムらしいものも食べられたら良いのにな、と思っているところに給仕さんが来た。

 

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注文を聞きにきてくれて、熱々のフォーを出してくれた。最高かよ。

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このホテルの名前は「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラから来ている様子。なるほど。この調度品の様式は当時のアメリカの豪邸なのだろうか。

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カイディーン帝廟やミンマン帝廟、王宮、西のティエンムー寺院を11時から4時まで半日かけてまわってくれ、最後は寺院から新市街へボートで送ってくれるというプランを50$でアレンジしてくれた。英語の話せる感じの良い運転手さんをつけてくれたばかりか、ツアー料金をホテルの支払いと一括してくれるという。とても安心で、現金を繰り返し降ろさずに済むので助かる。

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ベルボーイさんやコンシェルジュも事あるごとに、全て問題ないですか、と声をかけてくれる。観光から帰ってきたら、早速、「観光はどうでしたか。運転手さんは問題ありませんでしたか」と声をかけてくれた。満点だ。

 

全てにおいて隙のない素晴らしいホテルだった。

 

 

モザイク陶器芸術。フランスの傀儡帝の廟「カイディーン帝廟」

「啓定」と漢字で書く、カイディーン廟はフエ市街から10kmほど。ベトナム阮王朝の十二代帝が建てた廟だという。度々洪水に襲われる平地を避け、山を背にし川を前にした風水の点で最適な西の地に造られた。

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その当時、インドシナはフランスの支配下であり、フランスを排除しようと奮起した第十一代帝が廃位されて擁立された若い啓定帝に実権はなく全くの傀儡と化していたそうな。

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そんな帝がしたことといえば民に追加30%の重税を課して廟を造営すること。フランスの装飾品を莫大な金額で買い求めたり。そんなフランスかぶれの飼われるがままに我儘を尽くした帝をフエの人々は今でも嫌っているのだと運転手さんは教えてくれた。

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侍るのは石の家来だけ。

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若いな。在位は1916年から1925年までの9年間と短い。結核で40歳で亡くなった。世間も知らず、自由もなく。本人に悪気はなく、時代の流れのどうにもならなさを嘆いていたのかもしれない。せめてもの慰めが在位9年に対して完成まで12年を要したという自らの廟の造営とは暗い人生とも言える。帝であるうちからひたすら自分の墓を作り続け、しかも完成を見ることなく死んだ。

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グエン朝の装飾は砕かれた陶器が散りばめられているモザイク様式でこれまで見たことのないものだった。

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これが中国や韓国ならば傷ひとつない大きな作品をはめ込んでいくのだろうが、ここでは染付や赤絵などの色彩系統の似た陶器の破片を使ってモザイク状に装飾している。

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複数焼いた後に最も出来の良い品を選出していくような金も手間もかかる方法を取る余裕がなかったのか。それとも強烈な陽射しや風雨に晒されるベトナムでは修繕のしやすさ、美しい状態の維持しやすさの結果、合理性から辿り着いた美の様式が陶片モザイクなのか。

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もし、意匠の選択に帝自身が深く関与していたのだとしたら、なかなか芸術に造詣の深い帝だったのかもしれない。

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カイディーン帝をもっと知りたい。題材にした小説などがあれば良いのだがな。

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フランスで鋳造してもらったという金箔押しの銅像の下で本人の亡骸は眠る。

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亡き後に偉業を偲んで後継の手で造営されたわけではなく、さほど国の為に成果を出してもいないのに生前から自分の偉業を偲ばせる為に作り始めたわけだ。

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ホーチミンの批判の槍玉に挙げられていたぐらいだから、息子がフランスからの独立の為に走り回るなどしていなかったら、この墓は社会主義国家の元で暴かれていたかもしれない。

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ベトナム「ダナン」出張

ベトナムのダナンに仕事の会合で来た。

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3泊滞在する部屋はレジデンス棟の1室が割り振られた。大きなオープンカウンターのキッチンが付いていて、自炊もできる。

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若い時分ならばこんなに広い部屋を独り占めなんて、ヤッホーと浮かれたのかもしれない。今となっては、ここに一人で泊まるのかと思ってしまう。落胆ではないけれど、浮かれる要素もなく、淡々と受け止める感じだ。

過剰な広さは寂しさを強調しかしない。


入るなりいきなり走り回って、ソファの上で飛び跳ねて、靴下を脱ぎ散らかし始める子供達の賑わいがあってこその部屋なんだろうな。到着、30分で家族が恋しくなる。そうさせる部屋だった。

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白いリネンと控えめな装飾が高級リゾートホテルであることの自信の表れのような、空調の効いた寝室。

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3日間で一度も座らなかったソファが殆ど。

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家族を持つと孤独耐性が著しく損なわれるのだろうか。自分は妻に先立たれたら、急速に老け込んで衰える種類の人間なのかもしれない。一人旅行をあれだけ楽しみ、いつもつるんでばかりの同期や学友に対して冷めた視線を送っていたのに。

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朝8時から夜10時過ぎまで連日、隙間なく日程が詰まっている。休憩時間という休憩時間はネットワーキングタイムという名目になっている。それよりも早く起きてビーチに繰り出す元気はない。

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朝食でも、ディナーでも、社交的な自分を演じないといけない。笑顔を貼り付けて、入れ替わり立ち代り、様々な人と話す。時折、すれ違う自分の上司達に自分が隅で一人でいるところを見せてはいけない。様々な部署の人と関係を構築し協働できる協調性がある奴だと見せないといけないし、皆そうできているから一人でいると悪目立ちする。お偉方も遊びに連れてきているわけではないのだから、いろんな人達と話して交友を深めるのも仕事だ。


大袈裟なことではなく、誰かとたわいもない話をして場に溶け込んでいればいいだけの話ではある。

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私が一番億劫なのがバスでの長距離の移動だ。誰かが声をかけてくれて隣の席に座ってくれると、ほっとする。そういや、転校したばかりの頃や中学一年、高校一年生の頃なんてこんな感覚がなかっただろうか。いつだって根が明るくて友達がいなければ駄目かのような空気が支配していた。クラスの人気者になることが最も素晴らしいことであるかのような。一人で座っている人に対して、あいつは社交性がない、友達がいない、何か問題のある人のような視線が送られる。


そういえば、入学して早々、遠足でポツンと一人でお弁当を食べているように見える息子の写真を見て、締め付けられるような想いがした。だんだんと同級生の名前も聞くようになってきたので友達もでき始めたのかもしれない。別に友達がいなくて一人でお弁当を食べたって悪くはないんだよ、友達は無理に作るものではないのだよ、と言ってやりたいと思う。友達の顔色を伺い、同調して、つるまなくても気にならない芯というか、自分の柱のようなものを見つけて欲しいと思う。


私のベトナムの会合は仕事だ。友達作りに来たわけではない。くどいほどこれも仕事だから、と自分に言い聞かせる。

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シャンパンを手当たり次第に飲み散らかし、ノリの良い風を装って誘われるがままにプールに飛び込む。「いつも通りだな、楽しんでるね」と声をかけられた。カメラを向けられたらそこらの人と肩を組んで、イェーだかウォーだか適当に歓声を上げる。

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プールのもう片側で何かが盛り上がった隙にさっとトイレにでも行くかのような身のこなしで店を出てホテルに帰る車を捕まえた。

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楽しそうに盛り上がる人達を見て、こういうものを楽しめて、率先できる人の居場所なのだろうな、とは思う。装ってはしゃいでいる風のやつもいる。自分も誰かから見抜かれていただろうか。


皆んなが盛り上がるものが楽しめない。いや、ここに自分の求める価値観はないな、と改めて思わされた。それでも、今の自分の仕事はこの世界にあるし、子供の小さいうちは今の仕事が確実に稼げる。何かがもたげるたびに打算が頭の中を巡って、自分で自分を説得しようとしている。


良く言えば、折り合いをつけて大人に振舞っている。

悪く言えば、諦観の上で現状を必死に肯定しようとしている。


お父さんは社交的なフリをして頑張ったよ。明日は7時に車の手配をして、早々にこの場を離れよう。


ハオルチア・オブトゥーサの株分け

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直径6cmほどの小さな青磁の鉢に、それを作った京都の時代から7、8年ほども植え替えもせずに放置していたハオルチア・オブトゥーサ。根はぎっしりと詰まっており、狭くて成長する空間もないくらいだったものを解いたら28株まで分かれた。

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根の張り具合は様々でぷっくりと膨らむまで育っていない脇芽もある。


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もともと植わっていた鉢には小さな3株だけを再度植え直した。


幼稚園児の息子が初めて作った器。紐造りの本体に渦巻きの突起がいくつもついたプリミティブな鉢。蛇足だったかもしれないけれども、私がそれに脚をつけてみた。

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10年ほど野晒しで育てている希望丸を中央に鎮座させ、その周囲に株分けしたハオルチア・オブトゥーサを10株ほど植えてみた。

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また8年ほどして土が見えなくなるほどに群生してくれたら嬉しい。そして息子に「この植木鉢、お前が幼稚園児の頃に造ったんだぞ。」と見せたい。植物を愛する高校生になっているだろうか。なっていないだろうな。自分を振り返ってもその頃は馬や麻雀に夢中だったものな。



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残りの15株。何故このようなものを作ろうかと思ったか思い出せない、巨大なプレートに筒が林立した鉢。そこへ植え込んだ。

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これも、それぞれの筒の上にこんもりと群生してくれたら面白いのではないか。

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これぞ、釉縮れ。鬼萩のようだと言って欲しい。

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小さな株はまだ赤褐色をしているものも多い。早く育って瑞々しい緑の玉になって欲しい。

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書斎の机はコンセプト不明な一画となっている。それにしても藝祭で買った指人形のインパクトの強いこと。


2019年上半期 抱負進捗状況

あっという間に今年も半年が過ぎている。変わり映えもせず起伏に乏しくとも、ささやかで小さな生活。大それた野望などなく、しかし自分の気力や時間に過大な抱負の数々の達成状況を振り返ってみようじゃないか。

 

家族

総合50点。どんどん息子たちにできることが増えてきた。引き続き何か新しい世界を引き続き子供達には見せていきたい。

  • 次男を水泳に連れて行く。→10点。たった数回。長男は卒園前に背泳、平泳、自由形で25m泳げるようになったけど。
  • 月に2回は本気で子供と遊ぶ。→20点。せいぜい本気になるのは月1回か。
  • 息子が小学校に上がったら陶芸教室に連れて行く。→50点。1回連れて行ったがまだ早かった。試みはした。
  • 英語で喋るように。子供に袴。川下り→どれも0点。今からできる。
  • 河原遊びに代えて房総の浜で貝拾い→50点。
  • ミニ四駆3Dプリンター制作教室に連れて行った。
  • 家の中庭でテント泊
  • 釣堀に連れて行って二人とも金魚を釣った。
  • 次男も自転車が乗れるまで特訓した。
  • シンクロナイズドスイミングを本人希望で通わせた。

夜に蝉の羽化観察、ピザ作り、としまえんのプール、大田黒公園、五右衛門風呂と竃体験らへんを下半期はしてみたい。

 

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旅行、遠出。

総合90点。飲み食いだけでなく、何か体験できる旅行をしたかった。それなりに旅行は行っているな。

  • ヒマラヤ、チベット方面→0点。秋に期待。
  • ローヌの古城群、中世都市プロヴァン訪問。クリニャンクールも再訪→100点。全て計画踏襲。さらにセーヴル、自然狩猟博物館の陶器に刺激を受けた。
  • 松本、渋温泉金具屋。→50点。7月末予定。
  • お気に入りのエクシブ箱根離宮に再訪。→80点。箱根ではなくエクシブ軽井沢パセオに泊まり、おもちゃ王国で雪橇遊び、白糸の滝、旧軽井沢散策。
  • 木曽路の宿場町、有田、広島→0点。行きたいな。
  • 夏に家族キャンプ。→100点。前職同僚家族に誘ってもらってダッチオーブンクックオフ。虫と遊んだり、枝や薪を焚べたり、ピザを作ったり。もう一回キャンプ行きたい。
  • 息子2人と御嶽山。長男は七代の滝まで挑戦。→まだ行ける。
  • 館山で苺狩り、砂浜で貝殻拾い、野島崎灯台など。館山国民休暇村泊。
  • 飯能のムーミンバレーパーク、清雲寺の枝垂れ桜、秩父SL乗車体験、朝の山散策、奥武蔵国民休暇村のアウトドアリビング泊。
  • 杭州を2回訪問。西湖、霊隠寺など。
  • 上海を訪問。

ヒマラヤ、上海郊外、南伊豆で海水浴、笠間の陶芸市や濱田庄司の足跡巡り、木曽路散策と宿場町に行きたい。

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料理

総合60点。健康を取り戻すためにも食生活も改善せねば。自家菜園収穫物をあれこれ調理して食べているのは満足度高し。

  • 低温調理のささみ料理。→梅干し和えを繰り返し作った。
  • 豆腐料理。柚子雑炊。土鍋料理拡充→0点
  • 美味しい珈琲の淹れ方を学ぶ。→下半期に挽回。
  • 収穫した山椒で佃煮を作った
  • 収穫したジューンベリーでジャム
  • 南高梅は誰かに収穫された
  • 収穫したミニトマトを日々、食べてい

茗荷、藤稔、レモングラスは収穫して食べたい。豆腐料理、ささみ料理のレパートリーは増やしたい。

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健康・身体づくり

20点。頚椎を痛め、運動量も減り+2kg増加。挽回必須。

  • 歯垢除去→100点。
  • -3kg→+2kg、目標との誤差+5kg
  • ボルダリングに挑戦?→頚椎に負担
  • 水泳、ジョギング回数を増やそう

筋肉つけながらもう5kg落としたいな。

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陶芸

総合80点。上半期で充実した分野。もっと作りたい欲に駆られている。

  • 豆鹿頭骨4個完成、5個仕掛かり。
  • 図らずも依頼されて1ヶ月の個展開催。
  • 作品が一つ6000円とか7000円で売れた。
  • 炭化珪素に挑戦中
  • 透光性磁土に挑戦中
  • 水槽に沈める陶器を製作中
  • 長男の処女作が無事焼き上がった。

夏は作陶三昧して、新しい技法をあれこれ試したい。マミラリアを蝉脱皮鉢に植え込みたい。余剰な鉢をハンドメイド作品販売サイトのcreemaかminmiで売ってみようかな。炭化珪素、透光性磁土の作品が期待通りに出来上がってほしい。

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映像・写真・書

70点。本や映画は楽しめている。

  • 家族のモノクロ樹形図。→50点。我ら夫婦、子供達の写真を加えたい。
  • 自宅で家族の日常写真をもっと撮る。→10点。
  • 成長の家族アルバムを年2冊のペースで作り続ける。→1冊目途中。
  • 映画20本を観てお気に入り映画100選に加えられる作品を探す。→26作品観た。
  • 書籍も15冊ぐらいは読んだか。
  • 写真館で兄弟の写真を撮った。

 子供達のシュッとしたポートレートを撮りたい。なんだそりゃ。

 

家・庭の手入れ

0点。何も行動取らず。

  • 椅子を買う→ハンモック検討中
  • 離れの化粧合板の安普請な本棚をもっと好みの本棚に交換したい。→検討中
  • トイレの壁を塗り直すか、唐紙を貼る。→検討中
  • 書斎の窓枠に和様式の建具を嵌めたい。→検討中

居間の床のワックス掛けせねば。

 

交友

70点。ルーマニア人をもてなした以外には出不精さ、社交性の低下を感じる。

  • 3月に来日したルーマニア人友人夫婦とその友人を自宅たこ焼きパーティー修善寺西伊豆でもてなした。100点
  • 仕事を通じて外の人との繋がりを増やす→0点
  • 次男の幼稚園のパパ会に顔を出す→0点
  • 従姉妹の子供の就職を祝った

 ベトナムに結婚式に行けるだろうか。高校の同級生と集まる予定。20年ぶりに会うやつも。

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高円寺開拓

  • ベトナム料理マガリ
  • 69麺
  • 087カフェ
  • gmgm
  • ヤゼット 
  • オンディーヌ
  • 吾輩は山羊である
  • クラフト麦酒酒場シトラバ
  • つる木
  • 高円寺肉合戦
  • やるじゃない!
今年は仕事面での収穫に乏しい。せめて陶芸、健康、料理で経験や収穫が欲しい。
 
 
 

 

杭州Alibaba訪問雑記

中国の進歩の速さには目眩がする思い。その中核にいるのはテンセントとアリババなのは間違いない。杭州のAlibaba Cloudを訪ねた。

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入口には巨大なスクリーンに上下対となる世界が映し出されている。上の反転した世界は仮想空間世界で、どのような商取引プラットホームでどのような商品が購入されているかがリアルタイムで視覚化されている。下の世界は実店舗のネットワークや店舗分布を示している。上の反転した仮想空間世界と下の実世界の間を常に双方向に行き来があり、どれだけ双方が当たり前のように両輪として機能しているかが実感できる。

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アリババがパッケージ化し導入を始めている電子化された都市が驚異的でかつ脅威的だ。街中の全ての路上監視カメラがアリババクラウドに連結され、渋滞状況のリアルタイム監視がなされ、信号切替の最適化がなされているという。さらには交通事故があれば画像解析から事故の検出とアラートが発せられ、即時の早急な病院への救急車派遣指令へと繋がるという。同様に危険運転車輌などは網羅された監視カメラ間で捕捉され、公安に即時通報され取り締まられることで治安が向上するとの説明だ。ユートピア的説明がなされるが、ディストピア的シナリオを想像することも可能だ。

「意図しない」システムエラーによって、とある政敵の乗った車に対し信号が機能せずに渋滞が起こり、事故が起こり、救急車が派遣されないことも起こり得るのか。

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Alibabaが開発し導入している地下鉄券売機は音声でチケットを購入することができる。訛りや不正確な発音もAIで正確な駅名を補正し推測する。埋め込まれたカメラで顔や口の動きを画像認識して認識精度の向上を図っている。音声認識で購入していなくても購入者の顔が撮影されるのだろう。これまた公安のために転用されるのだろうか。


各種巨大商取引プラットホーム、決済金融システム、物流を通じて得られるビッグデータがアリババクラウドに一元化されている。毎日、新規に600万件もの新商品が登録されるにあたって、不法な商品が天猫市場に登録されることをAIでブロックしている。さらには不法商品の販売を試みた末端の業者をブロックするだけでなく業者の登録情報、物流や会社間の金の流れから関連会社を補足し、不法商品の製造会社を特定し公安に通報するところまでをAIが既に可能にしている。原因の根絶だ。

 

懸念はこの巨大な相互連結したインフラに対して恣意的な操作や介入が可能なマスターアドミン的な存在の是非や有無なのだろうな。


出てくる幹部役員がみな、流暢な英語を話せるのが印象的だった。実務能力は高いが英語は苦手なんて人がいない。あるいは、幹部役員の中に人選に困らないぐらい英語で議論ができる人が多数。


ビジターセンター入口の壁一面に市井の風俗画が描かれているのだけれども、所々にIT業界の偉人達が描かれていて面白い。

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先生、ジャック マー氏。

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Facebookとパソコンに書かれているからザッカーバーグ氏。

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Alfa Go

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Appleジョブズ氏。

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松下電器の松下氏も。日本人としては誇らしい。

 

アリババが運営するヘマ(Hema、盒馬鮮生)というスーパーマーケットを訪れた。Eコマースと実店舗の融合を実現した店舗だ。AliPayしか受け付けず現金もクレジットカードも使えない、Alibabaエコシステム内に入れない人は拒絶される。

 

商品のQRコードを読み取れば産地などの商品情報が表示される。Hemaで買う商品は店舗から半径3km以内ならば30分以内で配送される。商品は店舗を訪れて選んでも、店舗に行かずしてアプリ上で購入して配送手配するのでも構わない。

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例えば店頭の生簀でエビのQRコードを読み取って調べると、エビを使った人気レシピがアプリに表示され、さらにはそのレシピの料理を作るのに必要な具材も表示される。生鮮食品ならば現物を肉眼で確認してから買っても良いし、面倒ならばアプリ上で購入してしまっても良い。

 

日本の家電量販店などでは店頭で説明を聞き、現物を見てから家に帰って他のECサイトで購入することが家電量販店にとって問題になっていたが、Alibabaではそのような購買行動が設計され促進されている。

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現物を見て買い物をし、購入と配送はアプリで手配して手ぶらで帰る。もし、この死にかけたエビではなく元気に泳ぎ回っているこの個体が欲しいという場合には、それだけを買って持ち帰っても良い。

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さらには食材を選んでその場で調理してもらい、フードコートで食べることも可能だ。110RMBの伊勢海老を10分ほどで調理してもらうことができた。

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スマートシティにしろ、ヘマのような新業態スーパーにしろ、囲われた中国国内だけに限定された話ではなくなっている。ジャックマーはマレーシアのデジタル経済アドバイザーに就いており、インドネシアでもEコマースアドバイザーの地位にある。これらは飾りではなく、政府の閣僚級な要職でそれら国々への物流、Eコマース、スマートシティなどの都市インフラなどの導入政策を主体的に推進している。Alibabaはあらゆる小売商材の中国国内24時間配送、世界中72時間内配送を目標に掲げて走り出している。東南アジア最大のEコマースサイトも実質Alibaba傘下となり、日本と韓国だけがAlibabaエコシステムから取り残されているように見える。やがては取り込まれるのかもしれないが。

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私の子供達が生きる新時代は私が生きてきた旧世界とは大きく異なりそうだ。取り残された老人の気分になる。想像し難かったものが、当たり前になっていく、そんなさらに大きな変化の過渡期にいることを実感する。そしてその変化は国外よりも日本にいると感じづらい現状がある。

 

全米ライフル協会なんかが跋扈しているアメリカの覇権の時代はいよいよ終わりの始まりなのかもしれない。