高円寺「クラフトビールマーケット」

  • 美味い国産クラフトビールが飲みたい
  • 腹一杯でなくともいいから美味い肉
  • 一人でふらりと入って気安く飲める
  • 〆のオニギリが豪華で美味い

 

高円寺北口の純情商店街を突き当たったところにあるビアビストロ。

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入店してすぐの1人席に座ると目の前で美味そうな肉が炭火で焼かれては出ていく様を眺めながら食事ができる。

 

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魚のフリット

ビールの写真を撮り忘れたが、ピルスナー、エール、ホワイトエール、ブラック、ハーブ、IPAなど25種類以上が置かれている。私の好きな川越のCOEDOもあるし、ベアードビール アングリーボーイブラウンエールなんていう聞いたことのない静岡の地ビールもあって楽しい。

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鶏のグリル。ほかにラムチョップやビーフも確実に美味いと思われる。

 

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ほかの店ではなかなか見かけないシロモノがこの洋風アレンジのグリルオニギリ。おこわにチーズが乗って、ソースが乗って280円ぐらいだったように思う。これを〆の定石として、それまでにどれだけビールを呑みながら肉を食べるかで献立を組み立てていきたい。

 

ビールだけを楽しみたいならば高円寺麦酒工房に行くが、肉とビールを楽しむならばこのクラフトビールマーケットかな。

 

東京中に10店舗近く展開してる店だそうだ。一国一城のオーナー店ならばもっと入れ込むんだけど。多店舗展開している店はメニューや価格などバランスが良いのかね。

高円寺 「タッチョモ」

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お一人様に有難いイタリアンビストロを高円寺に見つけた。

 

とても気安く言葉を交わせる店員さん達で1人は山形県は鶴岡にある伝説的なイタリアン「アル ケッチャーノ」でも働き、ソラマチのイタリアンで働いてからこちらに移ってきたのだそうだ。生まれも育ちも高円寺だそうで外で修行したあと、故郷に戻ってきたそうな。

 

店内は8席程度カウンター席が連なり、その奥にテーブル席がこれまた8席程度か。

 

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魚介の前菜三品盛合せ、サラダとキッシュ、パスタか副菜盛合せのどちらかにグラスワインがついて1500円。

 

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パスタは蟹の身がふんだんに入ったトマトベースのものだった。

 

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こちらは追加して頼んだソーセージ。1500円のコースでもなかなかお腹いっぱいにはなるので、コースだけで食べ終えるのが良いかも。

 

T26というイタリアンが同じ道沿いにあるのだが、こちらは「タッチョモ」から26mという意味の兄弟店なんだそうだ。

 

水曜日定休

17:00〜03:00

夜遅くまで開いているのは知っておいて損はなし。T26はテラス席に犬連れ可。

 

高円寺にはエルポルテゴやイルドージェ、アンティカロカンダなどの姉妹店グループと、タッチョモ、t26、ガラクッタなどの姉妹店グループが二大勢力のようだ。案外、高円寺は安いイタリアン天国なのかもしれない。

 

完璧な「杜若」に「透かし羽」

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菖蒲かと思いきや、乾いた庭影に杜若。一輪だけだけれども場を支配しているような存在感だった。

 

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説明し難いが、完璧に思えた。花弁の色艶も張りもこの日のこの瞬間が最盛期に思えた。写真に撮ると陳腐に映るものだか、写真に撮っても何か違うように思える。

 

 

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透かし羽が蝙蝠蘭の葉に止まっていた。ステルス戦闘機の参考にされただけある機能美に溢れたフォルム。腹先のフサフサは止まっていながらジェット噴射しているよう。この透かし羽、顔がとても可愛らしいのだがこれ以上は近寄らせて撮らせてくれなかった。

 

日常でこんな草や虫を見つけると、美術展で素晴らしい作品を観た時と同じような興奮を覚える。虫や花の名前がわかるとなお、嬉しい。

 

この感覚を陶芸に表現できないものかね。何を作っても陳腐になって仕方がない。やはり仕事を辞めて山に篭ってでもして取り組まないと目指せない境地かね。

 

 

 

透かし羽は隣家のセルビアブルーセージの花が目当てだということはわかっている。

 

セージに透かし羽、

山椒に黄揚羽

 

庭にこれを植えているとこの虫が来る、というのもなんだか彩りがあるというか豊かで良い。朝顔亀虫ってのは勘弁だけれども。

虚無に負けるな

「定年百景」という古本を高円寺の古本屋で買って読んでいる。定年を迎えた人の生き方をあれやこれやと集めている。素人離れした趣味に入れ込む人、ボランティアに生きる人、幼少に願ってやまなかったことに老後に取り組む人など、人生の残り時間が見えてきて、良い意味で開き直って生の充実に取り組む姿が描かれている。

 

大企業の役員まで勤め上げ、今はこんなことをしていますなんて例が多い気がする。元から優秀でかつ自信もあり新しい分野に対しても気後れしないからなのか。

 

かつては定年55歳だったのが今や定年は60歳で時代は変わり老後の生き方も変わったなどと書かれている。私達の世代は定年は70歳ぐらいのつもりでいたほうが良いのだろうね。これまた、かつての「今」は今の「昔」に過ぎず、かつて直面していた未知のように見えた悩みも苦悩も時代変化も現在から振り返ると変わり映えがしない。似たようなことに悩み、似たようなことに満足して死んでいく。時代が変わっただの、これからの時代はこう対応しないといけないだの、雑誌や新書で煽られようとも本質は恐らくは変わらない。

 

定年百景 (文春文庫)

定年百景 (文春文庫)

 

 

そういえば、AIのアルファ碁というソフトが世界チャンピオンを3連戦で完膚なきまでに打ち負かし、もう用はないとばかりにAIは引退宣言をした。これからは創薬だとかそういう分野のディープラーニングに取り組むのだとか。

 

AI将棋ソフトのポナンザは毎日10万局の対局をポナンザのプログラム同士で行い続けているのだそうだ。藤井四段との対局はいつ行われるのだろうか。

 

天賦の才能を持った人間が人生を賭けて辿り着く境地のさらに高みにAIが手を伸ばし始めた今、チェスも囲碁将棋も何やら虚しい世界になってはしまわないか。プロがAIに勝てなくなって久しくなった世界で、人間は囲碁将棋に強くなりたいと思えるのだろうか。どうせあのプロもAIには勝てないわけだろう、というのが当たり前になった世界で人生を囲碁将棋に賭けようと思えるのだろうか。

 

あれもこれもAIにやらせたほうが高度なものができるのだろうけれども、でもそんなことをやらせるAIを作るのは金がかかるから、質は悪くとも豊富な人間労働力で賄う。そんな世の中は少し悲しい。AIに満ちた世界は人を幸せにするのかね。

 

何はともあれ、老後に取り組むならばAIの手の及ばなさそうなアナログで懐古趣味的で手作業が価値となる分野に限る。生半可に時代性の強い分野や技術職は完全に淘汰されて需要がなくなっている可能性すらある。

 

AI女子高生プログラムというものがマイクロソフトにはあるそうで、その「りんな」というプログラムはLINEでやり取りができる。相手はAIなので既読無視がなく、即座に何がしかの返事をしてくれるのだそうだ。

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どこかで入力された偉人やなんかの名言から模範回答を再生しているだけなのか。どれだけの思想性や経験に裏打ちされているのか。知ったような答えを返してくるじゃないか、と鼻で笑いながらも、「ううむ、突き詰めるとそうなのかもな」と考えさせられる。所詮はプログラムと馬鹿にしながらも、自分がよりまともな答えを持っていると言える自信もない。

 

過去の漫才やコントを膨大に記憶させ自己学習させたプログラムが吐き出すユーモアが一番面白くなった時には、感情も心もあるいは人間そのものすらパターン化した反応の集合体にしか過ぎないという認識に堕ちるのだろうか。

 

 

 

久々に家でくつろぐ土曜日。多肉と陶器を夢想する。

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地味すぎるけど角に見立てて植えた「緑蛇」に花が咲いている。

 

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緑蛇が重力に逆らいながら揺らめいて立ち上がる形状は面白い。

 

見立て「多肉」+「生物」をシリーズ連作にしてみたら面白いかもしれない。

 

センザンコウとか、亀とか、ヤマアラシとか、ウミウシ、イソギンチャクらへんが面白そうだ。

 

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この季節、風が通り抜けると大層気持ちが良い。蚊取線香を焚き、デッキチェアで珈琲を飲みながら小説を開く。本日は、お日柄が良い。

 

 

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多肉植物ももう少しすっきりと区画整理したいものだが。

 

密に立体的に並べるところ。冬虫夏草群。こんもりと密生させたい。多肉の森に冬虫夏草が埋もれているかのように。

 

整然と並べるところ。縁の上の鉢。似た寸法の鉢の間隔を空け、二段重ねにしたい。

 

空間を十分に取るところ。中鉢、大鉢を厳選して細かい鉢を置かないように。

 

構想を実現するには本腰を入れた日曜大工が必要だ。今年の夏休みの一大目標にしてみようか。木の棚に青いレトロなタイルを貼り付けてみたい。

 

 

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部屋の散らかりっぱなしが酷い。片付けても翌日には散らかっているというその無限繰り返しは賽の河原の石積みのようでもある。それでもいつかは終わりが来る。終わりが来た後は、寂しくなるのかね。その点は日々の仕事に通じるかもしれない。

 

兄の足は大きくなったな。二人して仲良くゴリラに見入っている。親にとっては良い写真。

 

 

山椒に揚羽蝶

 

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今年も庭の山椒に揚羽蝶がやってきた。しきりに腹を山椒の葉や枝に擦り付けている。こいつはこの山椒で育った蝶だろうか、そこらから惹かれてやってきたのか。

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小さくまん丸な卵が一つ。今日1日でいくつ産み付けるのだろうか。

 

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こちらは2齢か3齢幼虫ぐらいだろうか。見事に鳥の糞のように見える。

 

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鳥の糞のような私でございます。か弱い幼児を価値のないものに見せるべく、捨て丸だの名づけるのと意図は同じだというのは面白い。

 

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で、鳥の糞のような幼虫を見た翌日になんともう丸々と肥えた終齢幼虫がいた。同じ山椒の木に2匹いるので、同じ幼虫だと思われる。いやはや、それにしても成長の速いこと。おかげで山椒は葉を食べられて丸裸。

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立派な棘も揚羽の幼虫相手には意味がないね。

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この後はどこで蛹になるつもりだろうか。

 

Light Side Cafe その名の通り明るい高円寺のカフェ

ルック商店街の七つ森をさらに高円寺から新高円寺へと少し下った所の2階にあるカフェ。

 

カフェ巡り好きの私が訪れるのを2年間後回しにしてしまったのは何故なのか。

 

入ってみたら予想以上に明るく清潔感があって爽やかさがある。気持ちの良いカフェではないか。「ココロもカラダもlightのほうへ」という店のコンセプトを体現している。

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たかだか十数段の階段を上がる心理的抵抗感の強さのいかに強いことか。路から店の中の様子を覗き込んで入れる路面店と違い、ふらりと入る客の敷居の高さは馬鹿にならない。

 

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古びて年季の入った雑貨に溢れているカフェも楽しいが、モノが少なく明るくて清涼感のある空間は安心感がある。そしてこのソファ席のテーブルは1人客の居心地も悪くない。

 

商店街に立て看板があるが、メニューの写真だけではなく店内の写真も載せた方が良いのではないか。正直にいって店の前を幾度となく通り過ぎ、今まで気になることも、惹かれることも全くなかった。今回はR座読書房が臨時休業しており折角だから新規開拓してみようと思って気まぐれで入ったにすぎない。

 

入るカフェを選ぶにあたって店の雰囲気はとても重要な要素だと思う。たくさんケーキやなんかの写真を載せているが、そんなにたくさん載せるぐらいならば店内写真を載せたほうが良さそうに思う。それか、コンセプトを一目でわかる文字の大きさで書くか。コーヒー、カフェラテの値段があればカフェの価格帯のイメージはつくし、あとはフードやデザートの一押しを載せた上で、「他にもメニューあります」で十分だと思う。

 

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十分に快適で気に入ったのだが、なぜ今まで来なかったのだろう。一つは高円寺のカフェ20選だとかオススメトップ10なんかに名を連ねていることが少なく目にする機会が少なかったからだと思う。植物に溢れた私語禁止のR座読書房、クラシックのかかる名曲喫茶ネルケン、童話絵本の世界のようなハティフナット、古民家カフェ七つ森プロヴァンス風なシェパードパース、ヴィーガン料理のメウノータなど個性が際立ったカフェのほうがオススメしやすい。観光ガイドや紹介サイトなんかでは一言で魅力の伝わりにくいカフェかもしれない。

 

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水はセルフサービスなのだがオレンジスライスの入った水かレモンミントの入った水をセルフサービスで頂けるようになっている。水を注いで回る手間も省けるし、自分で選ぶ楽しみがあって自分で水を注ぐ面倒臭さは感じない。良いアイデアだと思う。

 

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ケーキも600円だが、アイスクリームやカットフルーツが載ってなかなかボリュームのあるデザートプレート。コーヒーを2杯ぐらい飲みたくなる量だ。オレンジピールと紅茶のケーキは甘さが強めでコーヒーを飲みながら時間をかけて食べるのに好適だった。

 

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コーヒーもしっかりと抽出され苦味のバランスもとれた飲みやすくて美味しいものだった。

 

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ランチも期待できそう。リピートしたくなる、街に一つはあって欲しい種類のカフェだ。よそから来た人が目当てに訪れるようなカフェではなく、地元の知っている人が親しむカフェといえる。

 

http://lightsidecafe.com

定休日 第2、第4月曜日
営業時間 11:30〜22:30 (LO 21:30)
※週末及び祝祭日は11:00よりオープン