著莪の花が庭に咲く。Iris japonica。日本を代表するのは菖蒲や杜若ではなくこのシャガなのかもしれない。
三葉虫に三輪の著莪。
森の中に群生を見かけたりする。
原種なので人が世話することなくとも綺麗に咲かせる。
著莪の花が庭に咲く。Iris japonica。日本を代表するのは菖蒲や杜若ではなくこのシャガなのかもしれない。
三葉虫に三輪の著莪。
森の中に群生を見かけたりする。
原種なので人が世話することなくとも綺麗に咲かせる。
住宅街の中の民家にしか見えない。青梅街道から大宮八幡宮を繋ぐ松ノ木八幡通商店街は駅に至る道でもないので目的がない限りなかなか通りにくい。さらにそこから横にそれた住宅街の中にあるので今までノーマークだった。
別の方が住んでいた2階建木造民家を借り受けて営業されているカフェ。庭も贅を尽くした日本庭園というわけでもなく庶民の民家の庭だ。肩肘張らずにほっこりとできる。
玄関よりも庭から上がる人が多い。
壁やドアはリフォームすることなく昭和レトロそのままに使っていて独特の風情がある。
えらくセンスの良い昭和の人の家という風情。
家具も新たに持ち込んだものなのだろうけれども懐かしさを感じるクラシックさがある。60年代70年代という印象。
モーニングセットは珈琲、トーストかミニクロワッサン、キノコとベーコンのミルクスープで990円。スープなしなら550円。
週末も朝8:00から営業しているので善福寺川沿いをジョギングした後に立ち寄るのに都合が良い。
この開放感のあるダイニングルームが特等席。
ミネストローネ
楽しげな珈琲カップとソーサー。
夏はカキ氷が名物らしい。
実家の父の大学時代の同級生の家には竹林があり、毎年学友が筍掘りをして竹を間引いていたらしい。しかし80才近くなり参加者も減っているのだそうだ。しかし筍はお構いなくあちこち生えてくるので人手が足りないとのことで召集をかけられた。私と次男で参戦し25本ぐらい堀りあげただろうか。後から参加した方や実家にも分けて、8本ほど持ち帰った。
根っこまで綺麗に掘り上げられた株。イカのような王蟲のような。
筍という身近な食材はこんなにも禍々しい見た目をしていたのかと驚く。見ているとゾワゾワ、ワクワクする。
赤く腫れたような触手。
このままの見た目で保存できないものか。
大量の夏蜜柑も脚立に乗って収穫してきた。正しくは枝から捻り切らずに剪定バサミでヘタのすぐ上を切るのが良いのだという。ヘタを取ってしまうとそこから腐りやすいのだそうだ。また、ヘタが長く残ったままだと互いの実を傷つけてしまうそうだ。このヘタの処理だけで
サボテンは頑丈でいて気づかないうちに貝殻虫の大群に襲われて枯れたりする。一番頑健なのは実はサボテンにフォルムのよく似たユーフォルビアではないだろうか。
そんなわけでゾウムシ鉢にユーフォルビアを植え替えてみた。
形状も粘菌子実体っぽさがある。なかなか良い。
成長が楽しみな鉢になった。
朝8:00から営業というのは朝ジョギングをした後に朝食を食べられてなんともありがたい。
しかもとても広々としていてゆっくりとできる。
飾りだろうね。
視覚で落ち着かせる渋いソファ。
赤い薔薇が活けられた窓辺。店外の「たばこ」という昭和の古看板が良い塩梅。
このテーブル間の間隔の広さに余裕のほどが伺える。
モーニングセット。
猫耳のパンにジャム、バター、ささやかな葉物。
量としてはとてもささやかだがこの静かな落ち着きある店内は価値がある。
8時にカフェに入りたくなった場合にそんなに選択肢はないのでここは覚えておきたい。
貰い手が見つかった。大学卒業したての新入社員を私の部下として預からせてもらった人で今は海外の遠国で働く。今や様々な困難を乗り換え異国でバリバリ働く一児の母だ。
頑張って欲しい。
ちなみにダンゴムシは出せば完売する人気モチーフだったりする。
人に害がないこと
子供の頃に掌に載せた人が多いこと
丸っこいこと
俊敏でなく驚異に感じないこと
そこらへんが理由だろうか。