祇園祭の屋台

京都に帰ってきたら祇園祭が始まっていた。当分は見納めだと思って息子を連れて三人で繰り出してみた。



家に持ち帰ると陳腐で安っぽくてすぐ見向きもされなくなってしまう玩具なのに、なぜ、ああも祭では魅力的に映ったのだろう。祭の中でしか効果の続かない魔法のよう。ディズニーランドの外に出た途端、「変なもの」になってしまうディズニーキャラクターの耳だの帽子だのに似ている。



烏丸通りの出店。漢字で書く「祭事」ではなくひらがなで書く「おまつり」。それも町内会の家族や友達など誰かと連れ立って行くと気持ちが盛り上がるやつ。