病み上がりの正月

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息子のリクエストに応えて春の七草粥を作る。便利なもので取り合わせパックが売られているので横着して買ってきた。さもなくばそれぞれの材料をどこで買ったらいいかなどわからない。
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どの草が何なのか説明書きがない。
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教科書の説明が本当に宜しくない。ナズナの説明にアブラナ科らしい花の写真だけが載っているのだが七草粥で食べるのは葉なのだからその写真を載せるべき。適当な仕事をしている。
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セリはパセリのような葉

ナズナタンポポのような葉

ゴギョウは縦長な他の葉とは一線を画す特徴

ハコベラは蕾の形で判定

ホトケノザがどうやら丸葉のやたらもじゃもじゃと入っている葉のようだ。消去法に近い。

スズナは蕪。

スズシロは大根

合っているだろうか。ホトケノザコオニタビラコもしくはヤブタビラコの食草だそうで一般的にホトケノザと呼ばれる草とは異なるそうだ。しかもコオニタビラコヤブタビラコでも葉の形は違う。お手上げだ。小鬼田平子という漢字名も春の七草というより節分向きな名前ではないか。
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半合に600mlの水で土鍋でお粥を炊いた。そこに軽く茹でて刻んだ七草を混ぜて塩を振る。味は全く期待していなかったが、存外美味しかった。
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2種のタレに漬け込んだスペアリブを5時間真空低温調理し、仕上げにフライパンで焼き目を入れる。ほろほろに肉は柔らかく食べやすいが、もう少し肉は歯ごたえがあっても良いかもな。

 

サーモンミキュイバルサミコソース

貴重なバルサミコソースを全量、煮詰めたが息子は美味しくないという。

 

鶏胸肉タンドリーチキン

一晩漬け込んで61℃で70分、真空低温調理。パサつきやすい胸肉がジューシーに仕上がるタンドリーチキン。まあまあかな。

 

近所の写真家が青竹が余っているからお前の荒れた庭の柵をこれで直さないかと声をかけてくれた。彼の家でコーヒーを飲み、猫と遊んでから青竹を運ぶ。

高円寺で出会ったアメリカ人のソフィア大学院生に声をかけて2人を互いに紹介し、アメリカ人の彼に棕櫚紐でいぼ結びで柵を結んでもらった。Youtubeで日本語の説明を聞きながら格闘していた。助かるこっちゃ。

 

そんなこんなで正月休みが終わってしまった。