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木村英輝の襖絵

切り絵のような太い輪郭に大胆な色使い。絵本に向いている温かみというか朴訥さの感じられる長閑な表現。



青く描かれた蓮が不思議なことに寺の屏風にとても合う。古刹にありがちな染みて黄ばんだ襖紙と掠れたような水墨画。。。歴史的文化的価値は高いのだろうが、そういうのに若干飽きていた。



首を伸ばして伸び伸びと泳ぐ亀。鈍臭さがなく軽やかだ。金の太い輪郭。べた塗りしているわけではなく、青が差すように塗られている。絵を描くことは気難しいものではなく本来楽しいものだと思わせてくれる。



そんな木村英輝氏、絵の印象から若いのかと思ったが1942年生まれの69歳。絵を描くのが大層好きらしい。こんな感じの絵を陶器の表面に象嵌してみたい。手技が追いついてこないが。