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東京国立博物館の工芸品を幾つか

美術館 博物館 芸術家 工芸

嫁さんが今日一日を好きに使って良いと言う。何しよう。あれもしたい、これもしたい。そう思ったら思考が麻痺した。ふと思いついて上野の国立博物館に行くことにした。


インドの仏展が開催されていたが、インドで鑑賞した石像の数々に比べると心動かされるものは僅か。消化不良感を抱えながら常設展示を見に行く。常設展示は撮影禁止の印がない作品は自由に写真を撮れるので、カメラを持っているとまた撮る楽しみも得られて良い。




高円宮家の根付コレクションから。猫につけられた鈴を取ろうとする鼠の様子を寝たふりをしながら覗う猫。物語性のある意匠で面白い。



せいぜい3㎝程度の大きさなのだが猿の歯の一本一本の造形に全体の細工の精度の高さが表れている。



くらいつくように、嘗めるように前後左右から見入ってしまった。多種さまざまな桜品種を蒔絵で描いていて素晴らしい。単調な金色だけでなく青、紅と散りばめられているのも遊び心に溢れていて良い。全体としてとても華やかな化粧箱になっている。



土偶。常人の感覚ではこの形状は思いつかない。誰が何から着想を得て、こんなディフォルメされた土偶を作ったのだろう。




青銅器が錆びた質感というのも惹きつけられる。銅製の器を地中に1年ぐらい埋めて錆を生じさせてみたいものだ。

常設展示も見たがこれが日本の首都にある国立博物館か。膨大な収蔵品の中でたまたま展示されている品がハズレだらけだったのだろうか。なんだかえらく期待外れだった。