立春の庭と猫

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この季節、一番に春めいているのは野良猫の皆さんではないのかね。世の若者のバレンタインの浮かれようの比ではない連夜の盛り上がり。ンギャーオーとやかましい。その愛らしい見た目からよくも地獄から漏れ出た断末魔のような声が出るものだ。

 

家から家を飛び移り、鉢植えをひっくり返し、庭に糞尿をするので困りもの。しゃあないのだが。地域猫制度を導入願いたい。

 

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庭の開花のトップバッターは梅花とこの翁草。南国的なケバケバしい花を咲かす。萎れる前に茶色く変色し始めるのもまた新陳代謝の速い南国的な風情なのだが、寒さには滅法強い。

 

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オキザリス「孔雀の舞」も夏の間に溶けて消えたと思っていたが冬になって葉を広げ始めた。一冬越すとしっかり根付いた安心感がある。

 

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矮小菖蒲かね。雑草に紛れて抜かれたか、夏の間に腐ったかと思ったがニョキニョキと葉を伸ばし、早くも蕾が見える。菖蒲のクセに3月、早ければ2月にもう咲いてしまう気だろうか。

 

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木立セネシオを植えてみた。これまた夏に枯れ冬に咲き誇る菊科の宿根花。サイネリアはやはり夏越えできなかったので、木立セネシオで再挑戦。

 

今年はクレマチスハゴロモジャスミンを繁らせてしっかりとした日除け、目隠しを造りたい。晩春に桜空木 2株、更紗空木、桃雪柳、小手毬は咲き乱れるだろうか。実山椒と茗荷の収穫を増やしたい。バジルとコリアンダーの作付けを忘れないようにしたい。

椛「鴫立沢」や紫陽花の青花品種が丈夫に育つだろうか。

 

それなりに愉しみも多い猫の額ほどの花壇。

高円寺の名ケーキ屋「ジュン ホンマ」が「ラレーヌ」跡地に開店

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高円寺のかつての有名人気ケーキ屋さん「ラレーヌ」が閉店した。ま、美味しくなかったから仕方がないし惜しくもない。その跡地に開店したのが「ジュン ホンマ」。本間潤氏はラレーヌを立ち上げ、「王妃のロールケーキ」をはじめとした美味しいケーキで人気店に育て上げたが、オーナーが変わったことであれこれと複雑なことになってしまったのだそうだ(本人談)。その後、袂を分かち、吉祥寺や高円寺で自分の名を冠した店を独立開店してきた。本間氏の去ったラレーヌは味が落ち、客は遠のいた。

 

そしてラレーヌが閉店することになり、もともと本間氏を気に入っていた建物の大家さんが本間氏に声を掛けたということらしい。ケーキ屋の居抜き物件なんてなかなかないし、マンション一体型の建物を経営する大家さんとしても深夜まで営業する飲食店よりもケーキ屋さんの方が入居テナントとして好ましいのではなかろうか。

 

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もともと自分が立ち上げたラレーヌの跡地に袂を別った自分が再入居再開店する。気さくに話してくれる本間氏だったが複雑な心境が察せられた。

 

地域の客は経営権やブランド価値ではなく、本間氏のケーキが好きだったのだということ。詳細な経緯は知らないが、腕を持った職人が報われたという私達庶民に嬉しい結末の様子。熱烈なファンと思しき人が入れ替わり立ち代り訪れていた。

 

1月27〜29日は開店セールということで1000円ごとに500円の次回割引券という実質半額セールを行っている。

 

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店先には2人掛けのテーブルが2つ。店内にもイートインスペースを作るのだそうだ。お茶かコーヒーも出す予定だという。犬の散歩中継基地がまた一つできる。ありがたいことだ。

 

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色鮮やかで美味しそうなタルトの数々。ショートケーキの印象が強かったが、タルトが充実。

 

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マロンカシスのタルトなんて名前を見るだけで心奪われる。

 

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ショコラオランジュはチョコが甘すぎず、オレンジスライスのシロップ漬けを摘んで齧りながら食べるのが美味。オレンジスライスはチョココーティングして売られているようなやつだ。

 

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洋梨のタルトはタルト生地の上にピスタチオムースが載り、さらに洋梨の果肉ゴロゴロ、ゼリー。砕かれたピスタチオが香ばしさを出し、さらに軽い味のクリームが載る。絶品ではないですか。

 

自分の誕生日ケーキはこちらにお願いしたい。

高円寺 「小杉湯」もクリスマス仕様

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高円寺の庚申通り商店街から脇道に入ったところにある、「小杉湯」。人通りからは見えない隠れた名店。商店街に面していたら商店街の街並というか景観に深みが一層与えられるのだが、そうでないからこそ生き残ってきたのかもしれない。

 

高円寺の顔とも言える木造破風を持つ豪壮な正統派遊郭建築銭湯。脱衣所もこれまたシンプルにして見事な折り上げ格子天井。白壁に焦茶の艶光する梁や柱のコントラストのある色の組み合わせは室内がシンプルであればあるほど美しく見える。

 

湯船の上のペンキ絵は2016年10月20日に描かれたばかり。西伊豆から見た富士山という王道中の王道の画題。

 

サウナも露天風呂もない。しかし立派な建物、手入れの行き届いた浴槽や洗い場、ミルク風呂や日替わり薬湯、こざっぱりとした脱衣室、湯上り処、珈琲牛乳や瓶飲料各種。気さくな番台のお婆さん。銭湯にあって欲しい最低限をしっかりと提供してくれる。

 

 

12月23日の16時は祝日ということもあって大混雑。商店街の半ばという立地の良さもあってか、各湯船には4、5人が犇めく客入りで、子供はうちの子供だけだった。杉並区の銭湯では子供をあまり見かけなくてそれが少し寂しい。子供のいない大人からしたら子供は鬱陶しいだけの存在かもしれないが、爺さんも子供も、刺青を背負った兄さんも、みんなが裸一丁で風呂に入っている空間が生活感があって良いと思うのだが。

 

湯上りの休憩所には壁に絵が飾られてギャラリーとなっており、漫画が大量にある。10シリーズぐらいはあるのではないか。漫画喫茶に行かずともこの銭湯に通いながら多くの漫画を読破してしまえる。大学生だったら通ってしまっただろうな。飲み会を断って一風呂浴びた後に漫画に没頭するような学生になっていたかと思う。

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ちはやふる」を再度読破してみようか。小杉湯が描かれているという「フロガール」という漫画も気になる。

 

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クリスマスなもんで、カラフルな鐘が吊るされていた。除夜の鐘もあとわずか。

新高円寺の天然酵母のパン屋「マダムシュープリーズ」

桃井ハラッパ公園で催された杉並フェスタで、こちらのカンパーニュを食べて以来、一度は来たいと思っていた。もっちりとしつつも酸味の効いた噛み締めて味わう密度の高いパンが美味しかった。

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看板の0ペンって何だろうと一瞬思った。息子が幼稚園で覚えてきたPPAPに毒されているのだろう。大勢の幼児がアポーペーンと連呼する中にいる幼稚園の先生は本当にお疲れ様だ。幼児がみんな「そんなのかんけーねー」って口ごたえしたであろう昔も気の毒だ。

 

 

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長年欧州料理屋のオーナーシェフをされていた方が店を譲り、新高円寺の自宅を改装して2010年に開いたお店だそうで、温室に座席3卓6席のイートインスペースを持つこじんまりとした店だ。

 

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ランチは950円で上記五種のパンの後に13種ほどのオープンサンドの中から3種を選ぶ。飲物とデザート付き。店頭でも売られているクランベリーとチーズのパン、ショコラオランジュ、胡桃と無花果、オリーブとオリーブオイルのパンなど、多彩。

 

食べてる間中もお客さんが買いに来ていて、食事をしている他のお客さんも食後に買おうと思っていたようだが、売り切れないうちに慌てて持ち帰りのパンを買う始末。カンパーニュはすでに売り切れ。店頭に置かれているものは全て予約取置きのものなようだ。

 

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二人分のランチセットを頼んだので系6種頼んだ。チリコンカンが乗ったやつは食事パンとして最適。田舎風パテを乗せたものも美味。客のワガママとしては、ここに追加で熱々のミネストローネやクリームスープを頼めたら幸せなんだがな。

 

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ゴルゴンゾーラピカンテにラムレーズンを乗せたものは私としては頼まずにはいられない一品。いっそのこともっと熟成が進んでジュクジュクと汁っぽくなったゴルゴンゾーラの方がパンに絡んでなお好みかもしれない、

 

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デザートにはシュトーレン。甘くて香ばしくて子供にはうってつけ。ほろ苦さがあるシュトーレンが好き。今年のシュトーレンはもう売り切れだとのこと。

 

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春秋の土曜のランチ、本でも持ち込んでのんびりしに訪れたい隠れ家的ブーランジェリーカフェ。

ラザニア専門店を語るに相応しい高円寺「ラザニ屋」

 

ピンク色の鴨肉、単なるチーズではなくゴルゴンゾーラチーズのソース、ジャガイモではなく薩摩芋。ラザニア好きにはたまらない一捻りもふた捻り加えられた絶品ラザニアのお店。あれを食べたいと思うと、類似の一品をどこで食べられるのか正直、わからない。よくわからない店の入り辛さが解消されたら有難い。
 
今まで気になっていたが、入るのを躊躇っていた高円寺南のエトワール通りの店。何だろう、入りにくかった。兎に角、入り辛かった。
 
店外にガラスケースが置いてあり、そこにテイクアウト用のラザニアが置かれている。これがテイクアウト専門の総菜屋の印象を与え過ぎている。店内で落ち着いてラザニアを食べられるレストランには見えないのだ。

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かといって、ラザニアはテイクアウトする惣菜としては値段が高いし、初めての客にはハードルが高い。
 
外からの店の印象と店内やコンセプトの食い違いがそうさせるのか。道路沿いが一面ガラス張りだが、バルコニーと植栽が妨げているし、ガラスケース台があって中が覗きにくい。どうやら少し早い時間帯もあってか中に客はいないようだ。ドアはガラス張りでは無い。ドアに手をかけて少し開くと、客のいない店内に男性店員が二人いて視線が合った。やたら気まずかった。敷居をまたぐと引き返せなくなるが、このままドアを閉めるのも既に失礼になる。
 
店内に入るとカウンター席が10席ほど。白いタイルが貼られ、全体としては白と赤が貴重の明るくオシャレなイタリアンビストロといった雰囲気。
 
他に客はいないし、まだ開店したばかりで私が食べ終わるまで他に客も入らなそうな雰囲気だったが、厨房の内側の見えてしまう、カウンターの端の端に通された。一人客だからか、男客だからか。あ、この対応はフランスとかイタリアらしいな、と思った。そんなところまで本格的というか。
 
 

ゴルゴンゾーラチーズと鴨ときのことさつまいものラザニア 1180円を頼んだ。

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量は少なめと思ったが、生パスタのラザニア生地に鴨肉やさつまいも、そしてこれでもかと掛かったゴルゴンゾーラソースは濃厚で熱々で質量の塊のようだった。チーズ好きにはたまらない美味。f:id:mangokyoto:20161125220549j:plain

 

足りない人はバゲットを頼むと、それをフォンデュのようにソースに絡めながら食べられて美味しいだろう。

 

何だろう。言語化出来ないのがもどかしい。ラザニアはこんなにも美味しいのに、何故かどうしようもなく店に入りづらい。半ば諦めた気持ちで店内に足を踏み入れ、しかたなく頼んでみたらラザニアがとても美味しかったという話。

 

もったいない。

もったいない。

もったいない。

 

この入りづらさは私だけか。余計なお世話かもな。

 

木曜日定休日

[月~水・金]12:00~15:00(L.O.14:30)/18:00~22:00(L.O.21:00)
[土]12:00~22:00(L.O.21:00)
[日・祝]12:00~19:00(L.O.18:00)

 ※テイクアウトは終日営業
 ※無くなり次第閉店

 

今、気になっているカフェ「桜カフェ フラミンゴ」

 

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高円寺ではなく、杉並区ですらないのだが、中野駅前から哲学堂の方へマンゴーとジョギングして見つけたとても気になるカフェ。ドアには「桜カフェ フラミンゴ」と書かれている。

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これまた、検索してもろくに情報が出てこない。

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ピンク使いにも関わらず、フェミニンになり過ぎず、ベネチアンだとかそういう中世欧州趣味を残した綺麗レトロというか。カウンターに並ぶ酒なんかも見るとやはり、ここはカフェバーなのだよな。

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マリーアントワネット然とした少女趣味に走られると煙たくなるのだが、男を許容する絶妙な範囲でのインテリアコーディネート。

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あれこれ見ると楽しいくらいものが溢れているが、ゴミゴミしないのは物が吟味されているからだと思う。

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カラバッジョ。やはりイタリアン、ベネチアンを意識してらっしゃるのか。

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営業時間も不明。これは何度か突撃訪問して解明していくしかない。ううむ。情報求む。

高円寺で40年 アレンジ珈琲が豊富な正統派喫茶店「ポエム」

・ザ・昭和喫茶の雰囲気に浸りたい時に
・正統派喫茶店の風情ある雰囲気
・アレンジ珈琲が豊富
9:00〜23:00までのいつでも受け入れてくれる長時間年中無休営業
・気になる名物珈琲ゼリー
・とってもお得なセットケーキが美味
・静かで恭しい執事のような店員
・暇潰しに読める雑誌が豊富
 
高円寺駅の南口、氷川神社の手前にその店があることは知っていた。プラスチック製の古そうで黄色い看板はドトールの類似店のような印象が少しあった。完全な個人経営の喫茶店だと木製やら鉄製やら看板にこだわる場合が多い。あえてプラスチック製の看板にお金をかけるようなことはしないのだろう。それがチェーン店らしさの印象を与える。

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いつも70代近い爺様、婆様で賑わっている印象の店だ。若いカップルがデートで使う印象はない。レトロハンターのような小さな洒落た一眼レフを下げた女子二人組は見かける。そして何かの営業マンが休憩して寛ぐ姿。そんな正統派レトロ喫茶店の一つだ。

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なんと阿佐ヶ谷で創業したポエムグループは今年で創業50年だそうだ。北は山形から南は沖縄まで展開していることも知らなかった。しかも山形、埼玉、神奈川、長野、大阪、高知、沖縄には1店舗や2店舗しかないのだからチェーン店としての配送の効率性が計算された上での展開ではない。個性と希少性を失っていないチェーン店。どこにでもある代わり映えのしないチェーン店ではない。高円寺店は今年で40年とのこと。

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珈琲100種類が売りであるそうだ。しかも最近流行りのケニヤ産、グアテマラ産という風に産地で無数にメニューが構成されているわけではなく、珈琲、カプチーノ、エスプレッソという定番からミルクを加えたもの、メランゲを加えたもの、シナモンを加えたもの、ウイスキーを加えたもの、ブランデーを加えたものといったようにアレンジ珈琲のメニューが豊富。

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ツイムトメランゲというカプチーノにシナモンパウダーを大量に振りかけたやつを注文した。珈琲を甘くして飲むのは嫌で、珈琲をブラックで飲むには胃の調子が悪いように感じる時に最適な一品。こんなにシナモンをかけたら珈琲本来の風味がわからなくなるじゃないか、と珈琲通は言うのだろう。だって美味いんだから良いじゃないか、というのがこの店とこの店を愛する客の返答なのだろう。シナモンパウダーを家に備えようと思った。

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珈琲は580円ぐらいから650円ぐらいまでが中心価格帯。アルコールやアイスクリームを乗せた手の込んだアレンジ珈琲は700円代から果ては1000円代まである。
 
2+2=3というよりも3+3=4に近い、わかりやすいほどにお得なセットケーキ料金が嬉しくなる。しかもケーキセットの値段は800円と一律にも拘らず、値段の異なる珈琲数十種類の中から好きなものを組み合わせられる。580円のものを組み合わせても、630円のものを組み合わせても値段は変わらないのだ。カプチーノだったり、加えるものがミルクからメランゲに変わったりと違いに対して細かな値段の違いをつけているクセにセットにしたら値段は一緒。
 
折角ならばこんなアレンジ珈琲を試してみよう。そうやって膨大なアレンジ珈琲のメニューの森に繰り返し迷い込んでいくことになる。

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セットに合わせて注文した胡桃や洋酒漬け果実などがふんだんに入ったケーキが、これが存外に美味しかった。香ばしさと本当に丁度良い後味の良い甘さ。珈琲といい、ケーキといいハズレがない。名物は珈琲ゼリーだそうだ。次回はそれも試さなきゃ。

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店員さんがまるで執事のようだ。白いシャツに黒のベスト。シュッとした長身のすらりとした男性が清潔感のあるオールバック。執事というより、これはバーテンダーの装い。寡黙だがにこやかにサーブしてくれる。どうやら、高齢の婆様を惹きつける要素はこのバーテンダー店員であるらしい。少し得意げに「いつもの珈琲をお願いね」とお願いする老婦人に二回隣り合った。「かしこまりました」と恭しく頷く店員。

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ポエムが掲載された過去の雑誌だけでなく、適度に数種類の雑誌の最新号が積まれている。無目的に来店して雑誌を読んで時間を潰すのにも良い。
 
自分が仮にカフェをやるならば取り入れたいのはお得で嬉しくなるケーキセット価格構成、ナッツ系の香ばしいケーキ、いくつかのアレンジ珈琲、そして執事然とした身なりの男性店員衣装。まあ、女性店員にはレトロワンピースを着てもらいたい。喫茶店には制服だよ。

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ああ、また何度も通ってあれこれメニューを試してみたい店を高円寺に見つけてしまった。再訪しなければならない店リストが増え続ける一方だ。
 
唯一の希望は全面喫煙可能なので、分煙制にして欲しいこと。
 
年中無休 9:00〜23:00