Café Independent

京都の好きなカフェのうちのひとつ。まったく和の要素は無いが、アートが盛んな京都らしいカフェでもある。ここは昼の間は廃墟や遺跡好きにはたまらない安らぎ空間。しかし夜になるとライブハウスの顔を持つ。


独りでぶらりと入って、趣味やら創造的な空想を広げるのに最適なカフェである。


綻びだらけの色タイルが誘う地下への階段。


そこかしこが剥がれ崩れた壁。デザインが継ぎ接ぎだらけの床タイル。幾重に塗られたペンキが剥がれたドア。窓ガラスさえ無い窓枠から垂れ下がる植物の蔦。




新しいものに人工的に傷つけて雰囲気を出したのではなく、実際に長年使われて古色の出た内装。新しく整然としていないという意味では汚い。しかしけして不衛生なわけではない。年月に耐える素材だけが残った状態。




基本的なカフェのドリンクメニュー、スイーツのほかに食事、酒もある。値段はけして安いわけではない。ニューヨークチーズケーキとカフェラテを頼んだ。味は不満を感じない。カフェラテはカプチーノカップのようなサイズでだらだらと時間を過ごせる量がない。ここのメニューの何かを目指して来るような感じではないけれども、気に障るほどでもない。




075-255-4312
11:30-24:00
http://www.cafe-independants.com/
三条通御幸町下る