鳳明館 散策

 

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道をはさんで向かいには本館がある。本館は1905年開業の登録有形文化財。町の一画を占めるように旅館街があったわけか。
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台町別館は新しく1950年、70年以上前の建築。けして高級旅館という類ではないのかもしれないけれども庭の隅々まで掃き清められ手入れが行き届いていて不快感がない。
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迷路のような入り組んだ廊下が好き。
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風情ある丸窓と細工。
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立派な網代天井。部屋ごとに表情が違っているのも見ていて楽しい。
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フォックスフェイスが床の間に活けられた部屋。襖を開けると部屋が続いている。一家族4名ほどで泊まることを想定しているのだろうか。
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こちらが繋がった二間の反対側の部屋。
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4畳半のこじんんまりとした部屋もあった。

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廊下をつたい、八角堂のような湯屋の風呂へ。残念ながら現在入浴はできないが宿泊をいつでも再開できそうな状況だった。

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地下にも男湯、女湯のタイル風呂があった。この規模の旅館にしては風呂が充実しているのではないか。願わくば富士山のタイル絵だとか、もう少し贅を尽くしてくれていたら嬉しかった。
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