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五条坂陶器まつり戦利品

幸いにも勤め先から小さな賞与を2万4千円ほど頂き、それは家計に編入しなくとも良いとの合意を妻から得られた。俄然、気が大きくなり普段は高くて手の届かない作家作品をあれこれ買うことにした。


自分でもそのうち作れそうな器は避け、到底作れなそうな作風や技術的なものに絞って探そうと決めた。恐らくこの時点で片腹痛い素人発言に違いなく、自分でもいづれは作れると思い込んでいるだけで何年経っても無理なのかもしれない。事実はどうであれ、素人が買いたいのは憧れるプロの作品だ。


比叡平で作陶している木村年克氏の作品。鉄を酸化させて青味を出しているという。リムのついた皿とコップがそれぞれ1,500円と1,200円。メタリックな外観とは裏腹にとても薄く軽い。この滋味のある落ち着いた色合いは良い。なかなか良い買い物をしたと思った。





萩焼の平皿と蕎麦猪口を散々迷った末に買った。正直に言うとアクが強く浮いてしまう可能性が高い。しかし縮れの入り方と釉薬の白さに惹かれるものがあった。平皿は取り皿や菓子皿に、蕎麦猪口は蕎麦以外にも焼酎やハイボールを呑むのにも使えそうだ。二つで2200円也。



今日の掘り出し物は作家さんによるこの緑氷裂貫入紋の酒盃。氷裂がより大きいほうが最近は好まれるので値を下げたそうだ。それでも店頭ならば3,500円で売ってもらっていたという品が1,000円で。ちびちびと日本酒を呑むか。



そうなると酒器も欲しい。釉薬を掛けずに焼き締めた酒器を草津の淡海陶芸研究所という所で焼いてらっしゃる作家さんから買った。ともすると鉄器のような黒い肌で若干茶色くなっている部分があたかも錆のよう。シンプルな造形なのだが、注ぎ口が絞られていて強く傾けてもチョロチョロとしか出ない飲兵衛設計。胴には窪みが作られており非常に持ちやすくもなっている。本日もっとも値の張る4,000円。それでもだいぶ安くなっているのだが。作家モノの陶器って高い。。。