モノに溢れる

引越して以来、持って来はしたもののやはり不要で使わないであろうモノを整理しては処分する日々が未だに続く。


それなのに首都圏というやつは便利なもので徒歩圏に5つもショッピングモールがあり、さらにもう一つが建設中だという。モールの中の店を覗けばあれもこれもと買いたくなってしまうような雑貨が多い。


90平方メートル弱の新しい新居は関東の相場からするとけして狭くはない。しかしそれでも家にはこれ以上モノを置く空間が無いというのに、世の中には目新しく魅力的なモノが購買欲を刺激してくる。


あれだけの店が存続するということはそれなりに大勢が毎月毎年モノを購入するからなのだろうが、店舗が維持される程に売れたモノは狭い家々にどう収まるのだろうか。はたまた比較的高い頻度で皆、捨ててしまっているのか。


機能的で簡素な住まいにしたいのだが、いかんせん実用性のない装飾品が多すぎる。心を鬼にして新たにモノを増やすことは厳に慎まないとな。