チタンマットの上にマンガンを流して模様を描いた鉢。逆さまにして焼いたので上に流れている。なんとなく民藝風味。
ハオルチア属の「瑠璃殿」。渦巻くように葉がおよそ30度づつ角度を変えて伸びてくる。
チタンマットの上にマンガンを流して模様を描いた鉢。逆さまにして焼いたので上に流れている。なんとなく民藝風味。
ハオルチア属の「瑠璃殿」。渦巻くように葉がおよそ30度づつ角度を変えて伸びてくる。
岩のような陶器鉢を作ってみた。なかなか面白い陶肌かもしれない。こんな実際にありそうな塊ではなく、少し非現実的な人工的な形にしてみても面白いかもしれない。
少しばかり岩に活着しているようにも見える。
上部がクラッスラ属の「ロゲルシー」
下方がアナカンプセロス属の「桜吹雪」
径の大小異なる筒を林立一体化させた大鉢。これに植え込んでいく。
手持ちの柱状多肉を吟味した結果がこちら。白い棘に覆われた仙人掌「希望丸」、緑の肉肌の仙人掌「龍神木」、厳密には仙人掌ではなくユーフォルビア属でそこら中から枝を出す「白樺麒麟」、そして緑で棘状だが柔らかそうな葉を伸ばす「姫将軍」。
一番右の最も小さな径には根を張る十分な深さがないのでリトープスでも植えることにした。
姿形色の変化を楽しむ鉢としては面白いのでは無いかと思う。
魅せる為の鉢であり、収納効率はすこぶる悪い。しかし利点もあり、水受け皿が一体化しているので、どこにでも置ける。
希望丸、竜神木。
白樺麒麟、姫将軍。
ようやく我が家の多肉植物の9割方を市販プラスチック鉢から手作りの鉢に移植し終えることができた。残りは3、4鉢ぐらいか。
団子虫の死骸が焼きあがった。雌雄のつがいということにしておこうか。
白い結晶が析出する周囲は深い緑青に発色するのが魅力。結晶が黴に覆われたような風情で気に入っている。団子虫だから黒土で作る方がそれらしかったのだろうが、蝉に合わせて続編という位置づけなので良しとする。
ワガママを言うと、結晶周辺の流れた部分ができの悪い黄瀬戸のようなので、これが白や緑ならばなお良いのだが。
池袋の西武百貨店屋上にある鶴仙園で物色するも、お目当ての「小人の帽子」や「月世界」といった白サボテンはどれも群生株で手の届かない値段。
そんななかでピンときたのがツルビニカルプス属の「ミニムス」という北米産の小さなサボテン。しかも1000円という安さ。
早速、翌週末に植えてみた。サイズのバランスも良い。これがさらに上方に伸びていってくれるのが狙い。
内臓を苗床にして湧いて出た感が適度に出ているのではないか。
もうひとつの閉じかけの団子虫はどうしようか。こちらには「緑蛇」を植えてみた。
これもこれで悪くない。こんな冬虫夏草は実際にありそうだ。
蝉の抜殻の続編として今回は団子虫を作った。さて、次回冬虫夏草シリーズは何にしようか。黄金虫か、芋虫か。兜虫を作りたいと思ったこともあったっけ。
12ほど穴の開いた立方体を上に4つ積み重ねた鉢。
赤土にトルコ青を刷毛塗りして酸化焼成した。どぶ漬けにしなかったので薄く飛んでムラのある仕上がりになった。化粧土のマットな仕上がりが良かったのだが、構造上、継ぎ目が弱そうなので釉薬で補強したかった。よって釉薬の光沢ある陶肌は仕方がない。及第点。
早速、植えてみた。
筐同士の継ぎ目には穴が開いており、最上段から水を注げば一番下の筐まで中を水が通り抜けていくようにしてある。
さて、正面はどの方向か。
日照を考えるとこちらが正面とするのが良さそうだ。
エケベリアは種類も多く、買い集めると陳列面積を占有しがちだし、水平に陳列すると没個性的になり、それぞれの魅力が引き立たないと思っていた。立体的にエケベリアを集積するという案はそれなりに上手くいきそうだ。似たようなのが数柱あっても面白いかもしれない。今度は五段に挑戦してみようか。
花うらら
野薔薇の精
桃太郎
マーガレットレッピン
ラウリンゼ
ブラウンローズ
フランス往復の機中で観た映画備忘録。
「ララランド La La Land」 ☆☆☆
「この世界の片隅に」 ☆☆☆☆
「ララランド La La Land」 ☆☆☆
ラ・ラ・ランド (コンプリート・ミュージカル・エクスペリエンス)
ザ・コンサルタント ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
「この世界の片隅に」 ☆☆☆☆
童話絵本のようなタッチの絵で牧羊的に物語は始まる。戦時下でも紡がれる生活が丁寧に描かれる。
「夫婦ってこんなものなの」という主人公の旦那への問いかけへの答えを未だ思案している。旦那の深意を計りかねている。
天然でぼーっとしている「すず」ですら表情を失い追い詰められていく戦争。牧歌的に描かれて始まるからこそ、その対比も際立つ。
「ぼーっとしている」が英語字幕ではabsentmindedと訳されていた。mindfulnessとは逆の言葉だ。しかし座禅での心構えはmindfulnessではなく、このabsentmindedなのだと思うのだよな。私としては巷の意識の高いmindfulnessではなくabsentmindedを常日頃から習得したい。
私の中で「君の名は」よりも評価の高い2016年のベスト映画はこちら。