北小金で筍掘り

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実家の父の大学時代の同級生の家には竹林があり、毎年学友が筍掘りをして竹を間引いていたらしい。しかし80才近くなり参加者も減っているのだそうだ。しかし筍はお構いなくあちこち生えてくるので人手が足りないとのことで召集をかけられた。私と次男で参戦し25本ぐらい堀りあげただろうか。後から参加した方や実家にも分けて、8本ほど持ち帰った。
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根っこまで綺麗に掘り上げられた株。イカのような王蟲のような。
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筍という身近な食材はこんなにも禍々しい見た目をしていたのかと驚く。見ているとゾワゾワ、ワクワクする。
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赤く腫れたような触手。
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このままの見た目で保存できないものか。
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大量の夏蜜柑も脚立に乗って収穫してきた。正しくは枝から捻り切らずに剪定バサミでヘタのすぐ上を切るのが良いのだという。ヘタを取ってしまうとそこから腐りやすいのだそうだ。また、ヘタが長く残ったままだと互いの実を傷つけてしまうそうだ。このヘタの処理だけで
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陶蟲夏草鉢「ゾウムシ」にユーフォルビア

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サボテンは頑丈でいて気づかないうちに貝殻虫の大群に襲われて枯れたりする。一番頑健なのは実はサボテンにフォルムのよく似たユーフォルビアではないだろうか。
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そんなわけでゾウムシ鉢にユーフォルビアを植え替えてみた。
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形状も粘菌子実体っぽさがある。なかなか良い。
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成長が楽しみな鉢になった。

朝カフェ「Achoo」

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朝8:00から営業というのは朝ジョギングをした後に朝食を食べられてなんともありがたい。
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しかもとても広々としていてゆっくりとできる。
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飾りだろうね。

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視覚で落ち着かせる渋いソファ。

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赤い薔薇が活けられた窓辺。店外の「たばこ」という昭和の古看板が良い塩梅。


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このテーブル間の間隔の広さに余裕のほどが伺える。
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モーニングセット。
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猫耳のパンにジャム、バター、ささやかな葉物。
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量としてはとてもささやかだがこの静かな落ち着きある店内は価値がある。
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8時にカフェに入りたくなった場合にそんなに選択肢はないのでここは覚えておきたい。

陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ 前半身起立」

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貰い手が見つかった。大学卒業したての新入社員を私の部下として預からせてもらった人で今は海外の遠国で働く。今や様々な困難を乗り換え異国でバリバリ働く一児の母だ。
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頑張って欲しい。
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ちなみにダンゴムシは出せば完売する人気モチーフだったりする。

 

人に害がないこと

子供の頃に掌に載せた人が多いこと

丸っこいこと

俊敏でなく驚異に感じないこと

 

そこらへんが理由だろうか。
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2024年の観桜ジョギング

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大宮八幡宮は開花が遅れての桜祭りの準備中だった。
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紅枝垂桜は雅。今頃、京都の平安神宮はすごいことになっているのだろうな。
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門を抜け参拝し、善福寺川公園へと抜けていく。
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曇天の桜はパッとしないが、黒い幹を背景にすると楽しめる。幹から生えた花が好きなのだよね。
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花粉から逃げることをとるか、桜を楽しむことをとるか。悩ましい季節でもある。
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このS字に描く花が一番な光景か。

 

食事に全振りなマンション改装旅館 熱海「昭和倶楽部」

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親戚の集まりで熱海の昭和倶楽部というマンションを改装した宿に泊まった。2LDKを1室として4人が泊まれる。畳に布団敷きが2名、シモンズベッドが2名。

最上階は各階2軒の階全体をぶち抜いたペントハウス仕様だという。
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料理が定評があるのだそうだ。
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出来立てで焼物、揚物、煮物が出てくるのだがなるほど、どれも美味しい。
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鮑の踊焼き。むごい。バターの塊を抱かせられて蒸し焼かれる。
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しかしそのままでも、レモン汁を絞っても大層美味しかった。業深いな。
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どれも安心して味わえる美味しさ。
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風呂は3人ほどが入れる内風呂に2人が丁度良い露天風呂が1つ。しかし部屋数が少なく他の客と鉢合わせることが少なく狭さを感じない。
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椿三昧

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この季節はどこにいっても街のあちこちに椿が咲いていて楽しい。我が家の玉の浦も大輪の花を咲かせてくれていた。花弁の縁の白があまり出ていないけれども。
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赤に白が入った絞りも良い。
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血潮も自分の手元に置くには重たいけれども街中で見かけると楽しい。
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ほぼ白に赤数筋。
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獅子咲の量感もなかなかだ。

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八重ではないが花弁の多い品種も。
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蕊の黄色が派手な品種はどうにも散らかる。
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私が一番好きなのは侘助やこの出雲大社藪椿のような小ぶりで一重筒咲のクラシックで慎ましやかな椿。八重や獅子咲は盛りの瞬間は派手で見事かもしれないが花が落ちた後が汚くていけない。

 

椿の真価は地面に点々と落ちてなお美しい姿だと思っている。
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そんな落ちた椿を拾って陶蟲夏草鉢に添えてみた。

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その小さな閉じた世界に引き込まれ、周囲の景色が視界から消えるような気がする。