身体は壊れるらしい

無職期間を超えて6月から働き始めた。それが思ったよりも忙しくて朝起きて犬の散歩をして着替えたら出社、帰宅したら1人ご飯を食べてシャワーを浴びて着替えて寝る生活。

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そうしたら、1ヶ月して突如身体にガタがきた。起き上がれなくなった。首から背中に激痛が走って寝返りをうつことができなくなった。仰向けに寝た状態から頭を持ち上げることができない。痛さに身を捩りながら天井を睨みつける。やってしまった。

 

労働時間そのものではないのだろうな。新しい職場、全く異なる業種、異なる専門用語、異なるシステム。右も左もわからず、どの程度の時間でタスクが終わるかも予測がつかず、心配事は尽きず、ストレスで硬直した肩のまま前屈みで長時間座っていたせいで頚椎をやってしまったらしい。

 

これまでは殆どのメールは英語で書いていた。それが馬鹿丁寧な日本語のメールを書くようになった。「平仄を合わせて」なんて日本語を初めて知った。些細なことも新しい。

 

レントゲン写真を前に「ほらね、ここが。、」と先生が指を差した。悪い姿勢で、ストレスで血流も悪くなって、第五、第六頚椎の神経が圧迫されて引っ張られてるんだろね、と。筋弛緩薬やら鎮痛剤やらをもらって帰った。週末が台無しだ。

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このぐらいの働き方でガタがくるとは。身体のメンテナンスを欠かさずに働くペースをコントロールしないといけない。深酒を飲んだり変な姿勢で寝たりも慎まなけばならない。ようは歳をとったのだ。

 

紫陽花の全盛期の美しさも良いけれども、盛りを過ぎ、花も色が抜け緑に戻りつつある枯れの滋味溢れる美しさ。そういうのを発揮すべきライフステージにいるのだ、きっと。健康で痛みのない状態は当たり前ではなくなっていく。