寝室の快適さ向上の試み

睡眠と生活の質向上を目指して寝室をもう少し整えてみることにした。

 

  • ベッドに横たわりながら得られる視界の開放感を最大化する。
  • 朝も明るい陽射しが入る空間
  • ベッド脇に珈琲やお茶をお供に寛げるように。
  • 物は少なくシンプルに。
  • 焦茶と緑、白に色数を制限。

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起毛の布団カバーに模様替え。キングサイズのシーツは3000円近くして値が張る場合が多いのだが、幸運にもamazonのセールで1300円ほどでまとめ買いできたものに交換。

掛け布団がワイドシングルのままなのは良しとする。

 

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バルコニーと繋がっているその空間の連続性を維持するためにカーテンを極力閉めずに過ごそうかと思う。毛布をかけて、なんなら湯たんぽを使い、布団の中を暖かくすることで寒い思いをせずに過ごしたい。

 

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モンステラも水遣りの量と頻度を減らし、樹液の濃度を高めてやり過ごす。窓越しに見える水槽のメダカも緋泥鰌ヤマトヌマエビも寒さでめっきり動かなくなってきた。

 

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ベッドサイドの円卓には、珈琲やお茶を置くスペース。ほかに充電器、照明のリモコンなど。

窓の外にはフィカスベンガレンシスの根。室内にはモンステラの根がこんもりと見える。根っこが広がっているとなんだか癒されるのは気のせいか。古代から人類は山間の木の根のうろに入り込んで雨を凌いだりした記憶があるのか、寝室に根があるのは寝ぐらとしての安心感を演出してくれるような気がするのだよな。

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ベッドの正面の窓のカーテンを全開にし、真正面にビカクシダを低めに吊るしてみた。

カーテンを開けることで視線が窓の外まで抜けて開放感が増す一方で、中央にビカクシダの大きな葉がアイキャッチになって爽やかさが演出される。

IKEAで購入した白いマクラメプランツハンガーが良い仕事をしてくれていると思う。

 

今になって思い出した。あえて2階南側の寝室なのに明るい陽射しの入る南側に大窓をつけず壁にしてしまい、あえて北側に腰高窓を設けたのは北向きの安定して柔らかい明るさのほうが寝室にはふさわしいと思ったからだ。陽当たり至上主義ではなく、気持ちの良い適度な明るさ、暗さの空間を志向して作ったはずなのに、入居して5年間、それを活かさずカーテンを閉めがちだったのはなんとも愚か。

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どうですか、マンゴー殿。こまめに服も洗ってやらんとな。

 

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23時にはベッドに入る。

ベッドに入った後はスマホ禁止。

朝日の明るさで起きる。

週に2回はジョギングをする。

 

コロナ禍に心身痛めつけられた

あまりの忙しさに2ヶ月以上もブログから離れていた。


リーマンショックの際にはニュースでは見聞きするものの、実感はなく過ぎ去った。しかしこのコロナは感染せずとも私の実生活に少なからぬ影響をもたらしている。


勤め先が随分と大変なことになった。それにより業務が激増、なにより仕事量以上に対策立案の精神的負荷が重たい。懸念事項が頭から離れず、夜中に何度も起きることなど今までなかったように思う。週末などなくなった。ガラにもないことだ。


子供も妻もみな、ストレスが溜まる。時折、みんな爆発する。有難いことに家族全員、新型コロナに感染することもなく過ごせている。これが誰かが感染して看病ものしかかっていたら、あるいは完全に失業する事態にでもなっていたら大変さは全く異なる次元になっていただろう。まだ私らなどは恵まれた環境で、もっと大変な思いをされている方々が大勢いる。まだ恵まれた環境だと頭ではわかっているが、それでも心に余裕を持てない時間が増えた。新型コロナはそんな災禍。


常に家族が在宅している環境を甘受していたであろうマンゴー殿にも禍はあった。12年かれこれ、大病することもなく元気にやってきたけれども、夜中などに咳が止まらなくなって動物病院へ。

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レントゲンを撮ると、輪っかに写っている血管が僅かに見られた。肺炎などを起こしたあと、血管の壁が修復され分厚くなるとたまたまレントゲンに血管の断面図が写ると輪っか状に見えるとのこと。そんなに症状がなくとも、肺炎を起こしては治癒を繰り返していることもあるとのこと。気管支が弱い犬、関節が弱い犬、それぞれ個体差はある。マンゴー殿も12歳生きて流石に完全健康体とはいかなくなった。

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咳が止まらないのは気管支炎が原因らしい。抗生物質、咳止めの薬をもらった。これまで薬を飲むこともなかったので薬はよく効くのではないかとのこと。コロナではなくて良かった。

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薬を飲むようになってだいぶ咳は治った。

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コロナ禍が始まり半年。最初の数ヶ月はある種、この困難を乗り越えよう、うまく楽しむ方法を見つけて克服しようとの高揚感があった。しかし状況が長引き、悪化していくにつれ無意識にあれこれ削られていったのだと思う。

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緊急事態、非常事態と捉えて臨んでいては心身ともに続かなくなってきた。現状が続くことを想定して日々に遊びと憩いと楽しみを見出していかないといけない。作陶も再開しよう。仕事も開き直ろう。


マンゴー殿はトリミングに出して2週間後ぐらいが一番可愛いと思うのだがどうだろうか。

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コロナ禍を喜ぶヤツがいるとしたら

息の詰まるコロナ禍の外出自粛生活。

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仮にそれを喜ぶ不届き者がいるとしたら、、、

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未だかつてなかった。週七日、朝から晩まで買物の時間を除いて毎日95%近く飼主について回る生活。

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朝晩の散歩だけでなく子供のジョギングにもお供している。

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在宅勤務中も視界に入る数メートル先で日向ぼっこか飼主の膝の上。

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夜には飼主の布団に勝手に潜り込む。


群れていたい習性のマンゴー殿には最も快適なのかもしれない。


いつか、おまえの全身像を陶器で造りたい。こんな格好をして寝転ぶ様を。もちろん、多肉植物を植えてやる。

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子供が寝入った静かな時間、飼主がこれから手作りパフェと炭酸水をお供に長風呂読書を楽しもうと準備しているのに、そんなところにまでついて来た。


洗うぞ、コラ。



誕生日には手作り秋果物ケーキ

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次男の誕生日。クラッカーを鳴らして祝って欲しいという要望に応えたのだが、ガン泣き。クラッカーの音があんなに大きく、紙紐が飛び出てくるとは思わなくて怖かったらしい。知らんがな。

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誕生日プレゼントの1つは「エルマーのぼうけん」だった。飾り立てられるライオンの表紙絵が少しマンゴー殿に似ていたり似ていなかったり。

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そろそろトリミングの季節じゃないですかー。

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ケーキは次男が飾り立てた。装飾性はさておき、素材に間違いはないので美味く作れる。

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敢えて苺を使わないのがこだわりだそうだ。トロトロに熟した柿に、皮ごと食べられる高級葡萄シャインマスカット、ラフランスにキウイ。旬の果物をこれでもかと使ったケーキとなった。

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参加者は7名。ケーキは8等分。てことは最後の一切れは拙犬ですか。そんなわけはない。

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もう、スポンジケーキの間にこれでもかと果物が挟まっていて、果汁がスポンジに染み込んでしっとりとしている。人気のケーキ屋でこれだけ果物を使ったケーキを買うと5000円は下らないのではあるまいか。混ぜ物無しの純生クリームにシャインマスカットにラフランスですぜ。見た目はさておき。


キウイは必須とは言えないが、柿、シャインマスカット、ラフランスの組み合わせは予想以上に美味。柿は甘さ担当、シャインマスカットは酸味と香り、ラフランスは甘さと香りを奏でてくれる。

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なんだかんだ、床にこぼしたやつや果物の切れ端などなど、おこぼれに預かれて満足なマンゴー殿。


秋は美味いね。ケーキは自宅手作りも楽しいね。個人的には和梨づくしのケーキを作りたい。生クリームにも梨果汁を混ぜて。美味いと思うのだがケーキ屋に無いのは何が城壁なのだろうか。水っぽすぎるのか。


子の成長を見て我が身を省みる

この夏は10回以上、次男をプールに連れて行ってクロールの特訓をした。その甲斐もあってか、晴れて進級テストに合格した。本人もかなりの意気込みがあったようで相当、嬉しそうだった。翌日はグズり気味だったのも、彼なりにプレッシャーから解放された反動なのかもしれない。

私は10歳になるまでまともに泳げなかった。4,5歳で泳げるようになっているのだから感心する。いろんな可能性に溢れているし、何かをきっかけに花開くのだろうな。親としては可能性を開かせる機会を十分に与えられるようでありたい。

これからはもう少し少ない人数で長い距離を泳ぐようになるのでさらに体力も泳力も上達していくに違いない。


プールが嫌いなわけではないし行きたがらなかったことはない。しかし毎回、終わった後にモスシェイクをあげる約束をしていたし、あと3回泳いだら終わりにしてシェイクを飲みに行こうと言ったこともある。子供にご褒美で動機付けするのは良くないとよく言われるが、そこは正直、今日はプールに行きたくないと言われる面倒を避けた自覚はある。 

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長男は全くもって運動が得意な方ではないけれども、小学校入学までに四泳法を習得した。バタフライなんぞ、私は未だに泳げない。コツコツと努力を積み重ねて何かを達成することに大きな自信を得てくれたのが側から見てもわかる。それが一番、親としてありがたい子供の学びだと思う。

この日、夏の親子体験教室で習った琴で、譜面を見ずに「さくら」を弾いてくれた。ろくに練習もしないし、琴はさほど興味がなかったのだと思っていたけれども、思わぬ成長を見た。

長男は学年の中でダントツで足が遅い。それでも、逃げるでもなく、練習すれば1年後には速くなると自分を信じられている。なんだかその真っ直ぐさが眩しい。

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親として偉そうに、あれしろ、これしろと子供達に指図し、これはこうやるんだよとあれこれ教えるとまだ尊敬の目で見上げてくれる。しかし親としては子供ほどに懸命に取り組んで成長できている気がしない。まだ子供は幼く、見透かされていないようだが、あまり、誇れる親ではないなと思う。中学生になる頃には偉そうに言われるほどでもない親の凡人さに気づくだろう。

 

正直、4〜5年サイクルで襲ってくる仕事での学びの低減に対する倦みと失望に苛まれている最中だ。どうやらここ数年以内の海外赴任の可能性も消えたらしい。腐らずに、辛抱強く、この状況を脱却しなければと思う。

 

親父は親父なりに何歳になってもあれこれ挑戦したのだという失敗と成長の軌跡を子供達に残せたら良いな、と思う。

 

陶芸始め 鹿頭骨三号、狗頭陶仏

 

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陶芸始め。先生が今年の干支の盃を持ってきてくださっていた。

 

写真ではわからないが、この盃はとても薄く均一な厚みで作られており、基礎的な技術力の差を嫌という程、思い知らせてくれる。陶器は厚ぼったくて重いから繊細で薄く硬い磁器が良い、なんていう人がいるが、陶器でも技術さえついてくればこの通り。絵も繊細で、それでいて写実的になりすぎず可愛らしい。

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いつのまにか、戌年が終わってしまった。マンゴー殿の一生において最初で最後かもしれないのに、戌年にまったくそれらしいものを作っていないことに後ろめたさを感じた。

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いや、今年はまだマンゴー殿生誕10年の記念的年だ。何か作ろう。

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そんなわけで狗頭陶仏を自宅で作ってみた。制作時間は40分の即興的産物。ヘタウマを目指している。端正で細かいものよりも、ほんわかとした印象になってくれるのではないかと楽観視している。

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薄く筆で釉掛けした。雲と布は信楽白土、黒土の身体には薄く伊羅保を塗った。殆ど飛んでしまって焦げムラとなってくれるのではないかと思う。頭の後ろの輪だけを信楽白土を塗った上にトルコ青釉を塗った。一箇所だけ艶があっても良かろうかと思う。

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本来ならば素焼きをしてから本焼きするのが安全なのだろうが、面倒だから一発で本焼成することにした。

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無論、植木鉢。後部に穴を二箇所開けてある。ガーベラのようなエケベリアをひょろひょろっと頭上に生やしても良いし、脇の下から多肉かサボテンの群頭株を生やしても良い。

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無事に焼けてくれることを祈る。白い壁のニッチにでも置けるものができたら嬉しい。ほかにもマンゴー殿のオヤツ台でも作って差し上げるか。

 

 

年末に水に漬け込んでいた信楽白土1kgを攪拌し60のメッシュで濾し、水ガラスを小匙すりきり一杯加え、泥漿を整えた。

14:13鋳込み。

14:17 補充1回目

14:21 補充2回目

14:35 泥漿排出

15:25 石膏型外し

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冬だからか、50分待ったものの持ち上げるだけで歪むほどに柔らかかった。一部、型を外す際に千切れた。もしかしたら泥漿の水分量が多すぎたかもしれない。

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今回は眼窩に仕切りを作ってみた。金網か何かを使わずに土が溢れ出ないようにしながら土の入れられる高さを上げられる。

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眼窩の周囲を薄く尖らせてみた。頭骨は薄くシャープな方が存在感は増すような気がする。次回、もう少し削っていく。

 

毎回、作るごとに発見があり、改善が見られているのではないかと思う。ほぼ同じものをこれだけ何度も作るのも初めてだ。それもこれも石膏型のお陰か。植え込んで期待通りのものになりますように。

 

今年はどこまで作陶できるだろうか。陶芸が上手くなりたい。容姿が良くなるよりも、話術が上手くなるよりも、人気者になるよりも、作陶が上手くなりたいように思う。なぜ、陶芸なのかはわからない。つまりは好きってことなのだろうよ。