オニヒノキシダが中野の島忠ホームズで売られていた。2980円。少しばかりお高めだが、オニヒノキシダが売られていることに衝撃。
ヒノキシダとオオタニワタリの自然交配種と目されているそうで、ヒノキシダの無性繁殖とオオタニワタリの乾燥への強さを併せ持つという。
見た目の上での一番の特徴は写真のようにランナーを出してオリヅルランのように葉を伸ばすそのユニークさ。関東にいて高湿度の温室を持てないシダ好きとしては乾燥に強く零度までの耐寒性があるのは驚異的。
適度に繊細で丸みを帯びた葉先のフォルム。薄く脆すぎない葉の厚み。そして明るい緑。
そして絶滅危惧種でもあったはず。繁殖栽培が確立されたのだろうか。
2980円というよりも、売りに出ていることが驚きなのだ。まだ月始めでお小遣いはある。数日したら売り切れているかもしれない。さあ、どうする。
【追記】
翌日、買ってしまった。多分後悔すると思ったので。これまで島忠を1年半の間に20回は訪れたものの、オニヒノキシダを見た覚えはない。飲み会を一回減らせば済むのだから。昼飯を5回カップラーメンにすれば済むのだから。
この渦巻きゼンマイ状の新芽はシダ植物ならでは。
ランナーが出るということは、そこから根が出れば株を増やしていけるということかね。我が家の一角をオニヒノキシダだらけにできてしまうかもしれない。
外気温が上がるまでが待ち遠しい植物たち。
吊り植物の為の陶器鉢というものも考えてみたい。軽量化と排水性、保水性のバランスが肝だろう。
庭の梅が開花した。南高梅、実るだろうか。