早速、家に帰って組み立ててみた。はい。角を不注意で折りましたとも。こんなもの、気にしてられない。陶器用接着剤でくっつけるだけのことだ。
青い針金で上半身と下半身を縫い合わせて吊るす。文字にすると少し猟奇的な響きだ。
後脚の腿の土割れが気に入っている。綺麗に厚く白く釉薬がかかっていると面白くない。
流石にこの真冬日にサボテンや多肉植物の植替えはできないので春まで待つことになりそう。とりあえず雰囲気だけでも掴もうと枯死したサボテンを乗せてみる。こんな感じでマミラリアの群頭なんかを植え込んでみたい。
そういえば飲み込まれた子山羊のかわりに狼の腹を裂いて岩を入れて縫い合わせるのは童話「狼と7匹の子山羊」だったか。
遠目に見ると、なかなかリアルだったりする。影のシルエットも良い味を出している。なぜ部屋の中で山羊が吊られているのか、に答えなどない。
こんなのを3、4頭ほど作って吊るしてモビールのようにして陽の当たる窓際に揺れさせたら更に面白くなるかもしれない。
なかなか満足のいく出来。次回はさらに胴の接続部を綺麗に作りたい。