陶蟲夏草鉢の素焼き

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カチカチに乾燥しているので、かつ本焼きをしたい他の方がいらっしゃるそうなので素焼きして本焼き工程の作品を増やさせていただくことにした。
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そういえば2023年1月から黒泥土がkgあたり380円へと値上げだそうだ。昨年までは260円ぐらいではなかったか。もう黒泥土で大物はなかなか作るのがしんどくなる。

 

陶芸は素焼きで800℃、本焼きで1230℃で何時間も焼くのでかなりエネルギーも使う。焼いて陶器となってしまうと基本的には再利用できないので持続型のエコな趣味とは対極的でもある。多治見で陶磁器を粉砕して新しい製品に混ぜる試みが始まったばかりでそれが普遍化したらもっと安く気軽に作品を作れるようになるのかもしれない。
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3年前からコロナで陶芸教室は廃止され、生徒もいなくなってしまって作品が溜まらない。そこでスカスカのまま小窯で素焼きさせて頂いてしまった。ううむ、罪悪感。普通ならギチギチに作品を詰めて焼くものだ。