下北沢散策

下北沢を散策。

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古着屋と小劇場やライブハウスが集まる街として高円寺と共通点の多い街、下北沢。
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閉まっている店舗のシャッターも絵が描かれていて眺めて楽しい。
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人混みは高円寺の比でなく多かった。複数路線が乗り入れる故の便利さもあるのだろう。
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もう僅かだが古くからの店も残る。
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2周回って若い人には珍しいと思われる昭和レトロ。
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高円寺にもこういうアート壁画をたくさん増やして欲しい。少しはあるが、もっともっと増やしてほしい。せっかく女子美という美大もあるのだし。
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空が晴れ、青空に壁画の彩りが映えて楽しい気分にさせてくれる。古着屋の商品撮影をしていた。高円寺も古着屋がこぞって商品撮影背景にするような壁画を増やしてほしい。
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再開発されたエリアはなんとも味気なくつまらない広々整然とした店舗ばかりになってしまっていたので写真を全く撮らなかった。どこか別の街にもあるようなチェーン店ばかりになっていく。高円寺駅前の再開発は本当に不要だと思った。

 

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旧市街へと戻る。海外旅行でも散策が楽しいのはいつだって旧市街区だ。高円寺のハヤトチリ周辺に似た気配の一画を見つけた。3階の本とレコードの店が気になったがまだ開店していなかった。

 

しかし荒削りな、個性の抜きん出た雑貨屋やらが本当に見つからない。4時間彷徨き回って見つからないから実際にそんなに無いのだろう。
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飲食店もなんとなく全体的に物価が高い印象。いわゆる「高円寺価格」のような金のない夢追い人に優しい店はもうかなり少なくなってしまったのか。
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飲食店に入店しても店員が挨拶しない、あるいはぶっきらぼうな接客だったり、「5回以上飲食したお客様にだけ〇〇の商品の説明をします」とわざわざ貼紙がしてあったりと一回しか来ない観光客相手に会話するのも面倒だと言わんばかりの排他性を感じた。
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どこも良さげな店は行列ばかりなのでそうなってしまうのも理解できる気もする。そうだ、京都の四条河原町や嵐山のような客あしらいにそっくりだと思い出した。

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大行列の肉サンド屋があったので食べてみたが火入れが半端でニチャニチャとした歯応え。もう少し火を入れてほしい。今度、我が家で似たような肉サンドを自分好みに作ってみようかと思う。

 

他に立ち寄ったカフェもホットコーヒーを注文して提供されるまでに20分もかかった。下北沢に半日滞在して居心地の良さを感じられなかったのは残念。下北沢はライブや演劇を観ないとその街の良さは味わえないのかもしれない。

 

古いモノが残る個性的な街が東京に少なくなると、その目新しさに観光客的な客ばかりが押し寄せるようになって店主や店員と客の間に商品と代金のやりとりしか介在しない効率重視の商いばかりになる。満席行列な店ばかりだと息が詰まる。