根詰まり一歩手前の窮屈そうな多肉植物のハオルチア「十二の巻」を植え替えることにした。ワイドバンドだとかアルバ、スーパーゼブラなどと呼ばれる白の多い希少品種ではなく、2〜300円程度で買ったありふれた十二の巻だ。しかし13年前に日本に帰国して早々に迎え入れた古参の一株なので愛着がある。
子株も根を伸ばし始めており、自立の準備は万全の様子。
外していくと子株が6株取れた。
ボサボサで見苦しかったものがスッキリとした。水の吸い上げも弱くなっていたのでこれでまた勢いを取り戻してくれるのではないかと思う。
これまた陶芸を始めたばかりの頃の鉢に植っている。それなりに育つ上で排水具合など相性は良いようだ。
子株の一つは発育の悪いハオルチア「氷砂糖」を取り外して代わりに移植した。
この株のユリ根は長いのでこの子株ならば活着してくれるのではないか。被験体が器に適合しないと移植し直すなんてマッドサイエンティストっぽい。
鉢の形状に合うか、ハオルチア「十二の巻」が冬虫夏草らしいかと問われると否なのだよな。あまりに違和感が残るならばまた移植しなおそう。
二株は水槽の水耕栽培に投入。