貰い手が見つかった。大学卒業したての新入社員を私の部下として預からせてもらった人で今は海外の遠国で働く。今や様々な困難を乗り換え異国でバリバリ働く一児の母だ。
頑張って欲しい。
ちなみにダンゴムシは出せば完売する人気モチーフだったりする。
人に害がないこと
子供の頃に掌に載せた人が多いこと
丸っこいこと
俊敏でなく驚異に感じないこと
そこらへんが理由だろうか。
貰い手が見つかった。大学卒業したての新入社員を私の部下として預からせてもらった人で今は海外の遠国で働く。今や様々な困難を乗り換え異国でバリバリ働く一児の母だ。
頑張って欲しい。
ちなみにダンゴムシは出せば完売する人気モチーフだったりする。
人に害がないこと
子供の頃に掌に載せた人が多いこと
丸っこいこと
俊敏でなく驚異に感じないこと
そこらへんが理由だろうか。
この季節はどこにいっても街のあちこちに椿が咲いていて楽しい。我が家の玉の浦も大輪の花を咲かせてくれていた。花弁の縁の白があまり出ていないけれども。
赤に白が入った絞りも良い。
血潮も自分の手元に置くには重たいけれども街中で見かけると楽しい。
ほぼ白に赤数筋。
獅子咲の量感もなかなかだ。
八重ではないが花弁の多い品種も。
蕊の黄色が派手な品種はどうにも散らかる。
私が一番好きなのは侘助やこの出雲大社藪椿のような小ぶりで一重筒咲のクラシックで慎ましやかな椿。八重や獅子咲は盛りの瞬間は派手で見事かもしれないが花が落ちた後が汚くていけない。
椿の真価は地面に点々と落ちてなお美しい姿だと思っている。
そんな落ちた椿を拾って陶蟲夏草鉢に添えてみた。
その小さな閉じた世界に引き込まれ、周囲の景色が視界から消えるような気がする。
土曜日は朝、ジョギングして汗を流し、工房に引きこもって平日の仕事を忘れるのが日課になりつつある。日曜日は子供と遊び、ご飯を作る。毎週繰り返しの変わらないルーチンというのも落ち着く。
大きめのジオラマ鉢、高さのあるカブトムシ蛹鉢など6点は小窯に入れるとすぐ一杯になってしまうので大窯を使わせて頂いて素焼きすることにした。
そして上段には小さめの追加納入用の鉢を9つ。全てが追加納品できるとは思わないが7つは持っていけると良いな。
前々からアイデアを温めていたビカクシダをマウントさせる為の蛸壺鉢を作った。
遠目には形の輪郭がしっかりとしているけれども近くで見るとヨレて綻んでいる粗い造形にしたい。
中には水苔をたっぷりと詰めて開口部を大きくとったダンゴムシの背中からビカクシダを生えさせられたらと思っている。
鉢部分は底が丸い。立たない吊るす前提の鉢なので「しった」の上に置いて作業。
紐でビカクシダを抑えるのにあった方が良いのではないかと思い、内側に突起を6つつけた。どうだろうか。試行錯誤。
鉢と同じぐらいの直径のヒヤシンスの花房。
チャームポイントは固い前翅の浮き上がった隙間から生える子実体。
巨大に咲いたヒヤシンス。人為的に過度に栄養を溜め込まれた球根がそれを後先考えずに一気に吐き出すように咲く。少しグロテスクさも感じてしまう。
部屋全体にむせるほどの濃い香りが漂う。
私の自宅近所は濃桃色の花が多いように思う。窓辺に置き、朝陽を透かせると華やか。
捧げ持つように鉢に挿された八重椿。
蓮の花托のような花弁の重なりは豪勢。
花と陶鉢をあれこれ組み合わせるのは春の楽しみ。自分が小さな女の子だったら着せ替え人形で遊ぶのが好きな子になっていたかもしれないなどとも思う。