引っ越してから初めて圏央道を走り、河口湖へ。まずは大月インターを降りてすぐにある山麓園という炉端焼き屋に入る。
飛騨から築150年になるという茅葺合掌造りの建物はなぜこんな市街地に、と違和感を覚えるほどに豪壮。店の前の苔むした手水舎など大昔からそこにあったかのような顔をしている。
店内には古めかしい甲冑が置かれた間や掛け軸の掛かった間など複数あり、時代を経た雰囲気に溢れる。
二階にも上がることができ、そこには民具などが展示されている。
食事は2000円から4000円まで500円刻みで複数コースがあり、炉端焼きとほうとうの組み合わせのうち、炉端焼きの素材が豪華になるようだ。帆立や鴨などが加わっていくが、分量としては一番安いコースでもお腹一杯になる。
虹鱒は今朝まで生きていたというだけあって目が黒く生きているかのような鮮度。
愉しいのが串に刺さった素材を軍手をはめて客自ら炭火で焼く趣向。醤油ダレの壺があり、何度も漬けては焼くを繰り返して育てていく。
外国人の来客を富士山観光に連れて来る際には最適ではなかろうか。
- 何から何まで写真映えする
- 豪壮な茅葺合掌造り。高山に行く余裕のない人にはその気分が味わえる
- 甲冑や軸など古めかしい調度品
- 自ら炉端で焼く趣向
- 素材を焼くだけのBBQで好き嫌いを反映しやすい。交換もできる。
- ほうとうが美味い
- インター降りてすぐ、幹線道路沿いの立地の良さ