明らかに作業スピードが上がった気がする。造形に1時間しか必要としなかった。鼻筋や蹄、副蹄が迷いなく作れるようになった。頭と体のバランスも悪くない。これぐらいの速度が出せるならばもっと造形精度を高める余裕もあるのかも。
今回の鹿鉢は首のタテガミと尻に穴が開いていて植物が植えられるようにした。
尻には何の多肉植物を植えようか。銀月でも良いし、強健なハオルチア十二の巻も合うかもしれない。タテガミには万年草のような矮小品種が良いかも。角の穴には根をはるスペースが無いので代わりに分岐の多い枯れ枝を挿したい。
生乾きの状態でも白信楽土を塗って問題がないこともわかっている。
目に穴を開けてみたのだがどうだろう。可愛らしさがなくなって少しグロテスクな迫力が出てしまったような気もする。これも実験ということで。
犬の陶板モビールの素焼きが終わっていたので釉掛けした。
左上から順に
3号土灰
1号黄瀬戸
藁灰白萩
しぶ柿
そば
辰砂
白化粧
マンガン窯変
焼締
こうしてみると、鉄釉の赤、銅釉の灰色と特徴がよくわかる。藁灰白萩が掛かると黒いのに焼き上がると白くなるのは不思議。
地味で基本的な釉薬ばかりを掛けた。釉薬サンプルがわりにもなるので良いかもしれない。無事に反らずに焼き上がってくれるか。
バランスをうまくとってモビールに仕立て上げるのが難しいのだよな。釣る支点と棒の長さと紐の長さ。何か楽に割り当てる方法はないのだろうか。