金のない若いビオ・ベジ志向者にこそ日本酒を。「花の香」「南部美人」「土耕ん醸」「一歩己」

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この純米大吟醸「花の香」桜花が720mlで1420円か。華やかで食前酒としても楽しめる爽やかな果物香だが食中酒として楽しむにも食べ物を邪魔しない淡麗さ。1420円はショックな低価格だな。適正価格付けを間違えているとしか思えないのだけれども。熊本のお酒。

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そこそこのワインが2000円、3000円はしてしまうことを考えると日本酒のコストパフォーマンスは驚異的だ。どうあがいても合わないフランスの食材にワインやシャンパンで四苦八苦するよりも、そこは素直に日本酒と合わせておけ、という場合も少なからずある。

 

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日本酒がさらに広まっていく時代は来るのではなかろうか。一人晩酌には開封しても酸化しづらく長く楽しめる日本酒のほうが確実に合う。生活様式に合う醸造酒は断然、日本酒だ。

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個人的には、ビオ認証のようなものを作ってビオ日本酒をフランスで売り出したら商機があるのではないかと思う。新しい物好きで、ベジでビオ好きな若い人達の食生活により合わせられるのは酸味や苦味の強いワインよりも淡麗な日本酒だと密かに思っている。

 

そういう仕事も楽しいかもな。

 

試飲した七賢の「絹の味」も美味かったな。比較的沢山の店に置いているお酒で珍しさはないけれども、改めて飲んで爽やかながら旨味も感じられて美味しいな、と。