海鮮美食とシュノーケルとエクシブ初島と

海鮮美食とシュノーケルとエクシブ初島を満喫

  • 第一漁港は小さな子供のシュノーケルデビューには最適
  • 安全な防波堤の中で青や黄色の熱帯魚の大群が見られる
  • 岸壁からの飛び込みが安全で楽しい
  • 水からあがればすぐにカフェ、食堂、スーパーマーケット、トイレがある
  • シュノーケルセンターの方が監視してくださっている
  • 富士山が見える
  • 食堂街はどこも美味しい(と思われる)。何を食べてもハズレはなかった。
  • エクシブ初島は案外夜景ライトアップも頑張っている
  • エクシブ初島と漁港、食堂街は10-15分ごとにバスが巡回していて便利

 

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 前日は終日、遊泳禁止だった。写真のように少し先まで白波が立っている。しかし最終日は見違えるように凪いで波も穏やかだった。

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 第一漁港前のシュノーケルセンターでシュノーケルセットを借りて子供達も初めてのシュノーケルに挑戦。今年の夏は任天堂SWITCH「あつまれ動物の森」のゲームの中のことをあれこれ実体験出来て楽しい。

残念ながら写真は撮っていないが全く警戒心の無い美しい青色のルリススメダイやソラスズメダイや黄色と黒の縞模様のカゴカキダイが足元をまとわりつく。少し深いところには30㎝近くはありそうなメジナやアイゴなどの大きな魚、ウツボやウニなどが見られて楽しい。小エビやパンくずなど餌をあげるとさらに寄ってきて楽しい。

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そして子供が嵌ったのが漁港の岸壁からのジャンプ。最初は怖がっていた。2~3メートルの高さから勢いよく飛び込む。上の子は怖いから嫌だと最後まで飛ばなかった。小学生高学年ぐらいの子でなかなか飛びこめない子がいる中で一際小柄な次男坊がひょいひょい助走をつけて飛んでいるので近くのおばちゃんが驚いていて年齢を聞いてきた。私もこの年齢の頃は怖くて飛び込まなかったかもしれない。

前転したり、後ろ向きに飛んだり、父子で手を繋いで飛んだり。次男坊はやんちゃだが度胸もあるようだ。 ライフジャケットを着させていると親も気楽だ。

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ちなみに漁港に面してソフトクリームやかき氷を出すカフェがあるのだが、11時を過ぎても開店しない。店の人が子供を海水浴させてその後片づけをしている最中でいつ開店するのか聞いても「準備ができたら開店します」とのこと。いつごろ準備ができそうか聞いても「ううんと。。準備が終わったらかな。あ、他にもかき氷出す店もありますよ」というやる気のない答え。この島の人たちは基本的には客には合わせず、自分らのペースで都合の良い時に客の相手をする。エクシブから各戸が毎年賃料700万円以上の不労所得を得ていたらカフェも食堂も民宿も自分らが快適な範囲内でしか働きたくなくなるわな、とたびたび思い出す。 

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体が冷えたら水からあがって体を温める。目線の先には富士山が見える。

それにしてもシュノーケルセンターのシャワーが一人500円というのは高い。3人でタオル含めて1800円もした。シャワーはエクシブ初島ホテルに戻って浴びるのが良さそうだ。

シュノーケルマスクはレンタルで1日800円だったが全く同じものがAmazonで2000円強で売られている。ライフジャケットもレンタルで1日1000円だったので今後も何回か使うことを考えると買ってしまうのもありかもしれない。 

 水際は藻類で滑りやすく、フジツボや貝で足を切りやすいのでマリンシューズは必要。

漁港内は波もなく潮流も弱いのでフィンは逆に邪魔。これから磯遊びに行く時には手袋、マリンシューズ、シュノーケルを3点セットで持参していくようにしよう。

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 記録のためにエクシブ初島の写真もいくつか。テニスコートやパターゴルフ、セグウェイ、ヨットクルージングなんかもできるが小学生低学年が楽しめるものは少ない。レストランでの夕食は6000-12000円と割高だがマリーナ併設のイタリアンはカップルや豪華なディナーには良いかもしれない。

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 全く宣伝していないのだが中庭がライトアップされていた。もっと宣伝したら良いのに。

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近くで見ても点として見ていた光が実は薔薇の形だったり。撮影しながら散歩するのもなかなか楽しい。昼間は真夏日だったのだが海に囲まれているからか、初島は夜でも涼しかった。 

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そして大解放のオーシャンビュー。波の音が煩いぐらい。この眺めは気持ちが良かった。

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結局、初島滞在中の食事は食堂街にお世話になることが多いように思う。

フェリーが欠航になると閉店してしまうやる気の少ない店が多い。店長おまかせ丼など各食堂の自慢の一品は1600-1800円が相場な感じでけして安くはない。とはいえ2日連続で漁ができなかった日に食べたので特別に鮮度が良かったわけではないのだろうけれどもどこで何を食べても美味しかった。 

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私が最も好きな魚は鰺、しかも鮮度の良いやつ。鰺は漁に出られなくても生簀に入ってたりするので美味しかった。

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 夕食は基本的に全て予約制でかつ、受け付けている食堂もごくわずか。この日は「めがね丸」さんで食べた。大人は4000円のコースしか選べず、かつ17:15分に一斉スタート。基本的には需要供給の狂った殿様商売の態はここでも変わらない。それでも美味しいから許してしまう。オクラに岩ノリ、栄螺、南瓜がお通しとして出る。

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 烏賊とワタを煮込んだもの。初めて食べる味だった。ほんのり苦みも感じられる濃厚な味で日本酒を呑ませるために存在するかのような一品。子供たちもガツガツと食べた。

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 頼まずにはいられずに静岡の地酒「磯自慢」を頂いた。静岡もなかなかの日本酒天国だそうで、そういえば白隠正宗や臥龍梅、開運、喜久酔、志太泉、正雪など飲んだことのある銘柄に静岡のお酒が多いことに気づかされる。

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明日葉の天婦羅も美味。島で採れるのだろうか。島で美味しい海鮮を腹一杯食べるという目的は十二分に満たされた。

 

 

子供たちのシュノーケルデビューに初島は安全で便利で素晴らしかった。一度は初島に来てみたかったのもある。ホテルの広々とした部屋からの眺望も温泉露天風呂も良かった。子供達もシュノーケルは楽しかったようでマスクセットを買ってくれとせがまれた。

しかしシュノーケルをまた楽しむならば初島に再訪するよりも次回は南伊豆国民休暇村にリピートするか、さらなる離島に行ってみたい。

 

リピートしない要因

・フェリー欠航によるスケジュールリスク

・島内の物価が高い。選択肢に乏しい。

・予告なく遊泳禁止や営業休止する店や施設が多い

・小学生低学年には利用できないアクティビティーが多い。セグウェイ、サルトビ、ゴルフ、テニスなどなど

・エクシブのレストランは予約キャパが少なく、売店カップラーメンを案内された

・ホテル外に夕食を取れる店、時間帯の選択肢が少ない

・ホテルの温泉露天風呂も朝は9時まで、夕方は16時からと時間制限が多い

・プールや読書室も予約制で時間を気にして動かされる

 営業時間の短さ、あれもこれも予約制、風呂もいつでも入れない、最後までフェリーの出航時間など時計を気にしながら過ごすことが多かったのが寛ぐ妨げになっていたかと思う。

 

南伊豆 ヒリゾ浜

  • 子供たちの大好きな南伊豆国民休暇村泊
  • チョコレートファウンテン食べ放題は子供には鉄板
  • 国民休暇村の温泉も気持ちが良い
  • 船だけでいける秘境美麗シュノーケルスポット
  • 珊瑚礁や熱帯魚。クマノミもイソギンチャクも見られる

 

式根島

  • 調布からセスナ飛行機で35分で新島、連絡船15分で式根島
  • 珊瑚礁と熱帯魚の見られる良シュノーケルスポット中之浦海水浴場
  • 絶景野趣あふれる地鉈温泉

水着着用とのこと。家族でこんな露天風呂に入ってみたい。海水と温泉の交互浴ができてしまうのだろうか。

式根島観光協会 | Shikinejima Kanko Kyokai