コロナ禍で長らくご無沙汰していた南伊豆国民休暇村に4年ぶりに来た。9月の連休は直射日光は和らぎつつも暖流のおかげで泳ぐには十分に水温が高いので穴場だ。
遠浅の弓ヶ浜で泳ぎ、砂の城を築いて遊ぶ。
大きくなったな。兄は無駄にプール用の帽子を被っている。子供達の荷造りは子供達に任せているので余計なものを持ってきていたり肝心なものを忘れていたり。一度、弟が代えのパンツを忘れて兄のパンツを借りていることもあった。
南伊豆国民休暇村の素晴らしいところは目の前に遠浅の美しい砂浜。そして徒歩数分で宿に戻り温泉で海水を洗い流せる。
そして足湯もある屋上のハンモックで涼むことができる。
3度目の南伊豆国民休暇村泊だが、子供達も泳げるし体力もついてきたので翌日はかの有名なヒリゾ浜へ。渡し船でしかいけない岩場だが、熱帯魚が豊富に見られる名スポットらしい。
狭い陸地に所狭しとテントが並んでいて難民キャンプかという光景。
岩礁に囲まれているおかげで波は殆どなく、ところどころ岩礁に登ってやすめたりと天然の熱帯魚鑑賞パーク。
港でライフジャケットもシュノーケルも借りられ、シャワーやロッカー、食堂もあるので快適だ。
砂利の浜から海に入り20mも泳げばそこら中に魚がうじゃうじゃ。
珊瑚があちらにもこちらにも。そこまで多くはないがイソギンチャクも見られた。
ルリスズメやピンクなのやら黄黒の昨今アレしたプロ野球チームのユニフォーム色の魚やら。
海の団子蟲と呼ぶべきか、海のGと呼ぶべきか。立派なフナムシも鑑賞できた。
砂浜で遊ぶもよし、熱帯魚を見にシュノーケルを楽しむもよし。国民休暇村の中で一番満足度が高いとの思いは子供が大きくなっても変わらず。
少し早めに宿に戻り、温泉で身も心もリフレッシュ。
17時15分から早めの夕食ビュッフェ会場へ。
4年ぶりだが食事は変わらずに美味しかった。お造りにはサザエの刺身、イカ素麺、鯵のたたき、タイ、鮭など見た目ではわからないが美味しい。ビュッフェでここまで刺身が美味しい宿はそうはない。お造りの皿を何度もお代わりしてしまう。
ひたすら目の前で握られ続ける寿司。妻は金目鯛の握りだけをひたすら食べていた。
サザエの壺焼きもエンドレス。ほんのりとしたワタの苦味も美味しい。
日本酒の飲み比べやクラフトビールなど追加注文できるお酒も美味しそうなものが揃っているが控えた。
撮ってはみたものの二日目はローストビーフは全く食べなかった。もう魚介類、とりわけ素材勝負の刺身やら寿司やらを魚介類を食べるだけでお腹を満たしたくなる。
金目鯛の潮汁、金目鯛の煮付け、海鮮グラタン、エビカツなんかも美味しかった。
早朝、電動自転車を借りて周辺を走り回る。
高低差のある海沿いの道もなんのその。気持ちが良い。電動自転車の踏み込むと加速する感触が子供達には初めての経験だったようで楽しかった様子。
3度目でも満足度は高く、4度目も来そうな予感のある宿というのは大変珍しい。