陶製水耕栽培水槽蓋遺跡 制作備忘録

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こんな感じのものを新しく買った水槽の内寸法に収まるように作ろうと思う。

 

仕様 

  • 19cm x 20cm、19cm x 23cmの2ピース
  • フックで水槽の淵に引っ掛けられるように
  • 上段と下段の立体感を出し、上段は水面上、下段は水面下になるように水位調節する
  • 穴を6つほど開けてハオルチアを水耕栽培できるようにする。根はメダカの産卵床になるかもしれない。
  • 幾つか小さな穴を開けて水中に水草玉を吊るせるようにする
  • 白基調。マグネシヤマットを厚く筆塗りする。

 

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水耕栽培用の穴を4つ。ひとつだけ土を入れて栽培できる箇所を設けた。穴にはハオルチアオブツーサや十二の巻を家屋の横に立つ大木のように水耕栽培したい。徒長上等。土を入れられる箇所にはガステリア属の何かを植えたい。
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ささやかに川と橋を作ってみた。ほんのり運河っぽく。f:id:mangokyoto:20220503081230j:image

こちらには下段中央に鳥居を設けてみた。なんとも歪びつだけど良しとする。勝間和代氏が「適当で良い」ではなく「適当が良い」と言ってたからこの適当な揺らぎだらけのままで作り進める。
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3つの穴を開けて、合計7株の水耕栽培と1株の土栽培が可能な蓋になった。

 

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中央の吊り下段に見晴台に模した餌場を作ってみた。この上に沈降性の餌を置いてメダカやヤマトヌマエビに群がってもらおうという魂胆。
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こちらは水中に吊り下げるアクセサリー。水草を固定できるようにしようかと思う。透明なテグス1本でバランスを上手く取れるかが懸念。

 

ハンドクラフトは歪みがあったほうが愛着が湧くのだ。

 

手仕事の跡、

温かみ、

同じものが2つとない、

 

これら定番の修飾詞は垂直線や弧に精度が無い作りの誤魔化しなのか、手仕事の良さであり価値なのか。私は両方だと思っている。さらに倍の時間をかけて全ての直線であるべきところを直線にすることもできるのだろうが、その倍の時間をかけるならば別の作品を作りたい。