親戚の集まりで新宿ヒルトンへ。毎日、新宿ヒルトンの前を通って職場へと歩いていたのにヒルトンの中に入ったのは初めてだった。こんなに立派なホテルだったのだね。
王朝という中華料理店へ。
前菜がずらりと並んだものを楽しんだ後に
目にも楽しい
蒸し点心5種を頂く。海老焼売、豚焼売、ニラ饅頭など華やかで味も素晴らしい。日本化した中華料理屋の点心ではなく大陸らしい香料を楽しめる味。
さらに揚げ点心5種。点心が食べ放題なのだが一通り最初にサーブされたものを食べるだけでなかなかお腹が膨れる。なるほど、予約を取るのも難しいというのも頷けた。
北京ダックも勧められたがお腹いっぱいで追加注文する余裕は無し。
別注のケーキ、デザートプレートに乗った4種の甘味に生のライチ。はちきれんばかりに満腹。
年間50泊ぐらい各国のヒルトン、シェラトン、ハイアット、マリアットホテルに泊まる仕事生活をしていた数年があった。朝食、夕食をホテルで食べるのが当たり前で段々、それが当たり前で何も思わなくなっていった。むしろ、街に繰り出して地元の文化を感じられる店で食べたいのにホテルで我慢して食べていたという感覚だった。どこも似たり寄ったりの高級感でつまらないとすら思っていた。
5ッ星ホテルを泊まり歩く日々は実感が感じられないほど遠い昔に思える。久しぶりにこういうホテルのレストランに来て、悪くないなどと思った。