電気窯での酸化焼成が無事完了した。
生の造形が
焼きあがる。
どうだろうか。白い鉢。触手の内側だけシリコンカーバイドで発泡させた溶岩釉で表情をつけようと思っていたのだが、窯に無理やり詰め込んでその日に焼くために割愛してしまった。
植え込むのはこのユーフォルビア「九頭龍」。触手の長さは今の半分ぐらいの時にこの「九頭龍」のために考えて作った専用鉢だ。1年経って植物の成長ぶりに焦る。
植え込むとこんな感じに。イソギンチャクのようでもある。
中心を見ると緑の触手と白の触手が乱れ混じる。
ちょうど嵌る角度を見つけるのに5、6度調整した。なんとか嵌る角度を見つけられてよかった。ユーフォルビアは無理して折れたりすると白い毒性の樹液を出す。
作ろうと思い立ってから1年近く経ってしまったのでその間にユーフォルビアもかなり伸びてしまった。
角度によっては徒長している。ユーフォルビアは徒長したら切り詰めるのだろうか。
多肉植物の形の魅力を最大限に引立てる陶器鉢の試みだった。及第点。