植物好きの聖地「オザキフラワーパーク」は全くもって素晴らしいのだけれども、9kmも先にある。そう簡単には行けないのがもどかしかった。
そんな中、3km先に見つけたのが野方駅の北側にあるこの「渋谷園芸」。観葉植物やハーブ、多肉植物などが売られているだけではなく、カフェレストランも併設されておりミニオザキフラワーパークのような好みの園芸店。
ドライプランツもアレンジがシープホーンとプロテアを組み合わせるのは良アイデア。こういうのは仕入れてそのままではなく、アレンジのセンスのある店員さんが居るからなのだろうな。
店内の売り場も広く開放的で歩いて回るのが楽しい。
吹き抜け。都内は暗い室内照明頼みの園芸店も多いが自然光の採光に勝るものはない。
草花を売る屋外スペースも充実。
土、ポット、園芸資材も豊富。オザキフラワーパークが郊外の農園や畑を持っているような人も対象に野菜や農具、果樹なども多いのに対し、渋谷園芸は都市部居住者を想定しているようでハンギングバスケットやマクラメ、アートストーンの鉢などインテリアが豊富。
好みの陶鉢もちらほら。陶鉢は欲しいが自分で作れそうと思ってしまうと買えない。
いつか我が家に迎え入れたいと思っている気根の立派なセローム。この立派な株が1万6千円はけして割高ではないように思う。ウンベラータ、クッカバラ、フィカス、クワズイモ類の人気の観葉植物が充実していた。
接木したサボテンも元気そうな株が並ぶ。ホワイトゴーストが多かった。
グラキリスは形が良いが可愛くない値段。魅力的な形だけれども48000円は手が出せない。
多肉植物はホームセンターで売られているような品種もあればレアな品種もあった。
こんな穴の並んだ売物のプラ鉢をそのまま装飾的に飾れる什器を作ろうと考えていたのだよな。
フィッシュボーンカクタスのハンギングが欲しかったが理性を発揮して見送り。3400円。
店内装飾の一部で売物ではなさそうだが樹状なままの立派なサボテンの骨格が目に留まった。寸断されて売られている場合が多いが、こんなんをリビングに飾れるとかっこいいだろうな。
店舗の敷地の一画になかなか本格的なレストランがある。モーニング、ランチ、ディナーまで本格的な料理を出してくれるようだ。
外のテーブルも開放感があって素晴らしい。
室内の温室スペースも窓を全開放してくれて爽やかな風が入る気持ちの良い空間だった。
天井には日差しが強すぎるようならば天幕で遮られるようになっている。こんなスペースが自宅の一部に作れれば最高。雨を遮り、窓は全開放して風が抜けるように作る。床はコンクリートタタキで良い。
珈琲も美味。
朝食にオムレツを頂いたのだがフワフワでレストランのそれだった。ランチのパスタやディナーもレベルの高そうなラインナップ。ヴィンテージ記載の8000円のワインやモエシャンドンアンペリアルクリュなども置かれる。
これは一度、家族で食べに来たい。
営業時間9:30〜22:00 レストランは10:00〜