フェイクグリーンブームは来るか。オザキフラワーパーク

ワクワクしている。

- ベッドサイドの新しいハオルチア水耕栽培&水中遺跡水槽作り

- 流泉紅葉玉作り

- 本格モヒート作り

- 居間の窓の鉄仙グリーンガーデン作り

 

やりたいと心の中で温めていたことを実現する材料に溢れた夢の店「オザキフラワーパーク」。日本の園芸を支えてきたとの評をどこかで読んだが誇張ではないと思う。私が初めて訪ねた5年前に比べて店内のディスプレイはオシャレに進化し続けているし、チランジア、塊根植物、サボテン、ビカクシダなどブームを先駆けている印象は強い。

 

今後、来そうな潮流として注目しているのがこちら。

f:id:mangokyoto:20220420092323j:image

フェイクグリーンが進化し続けている。住居の中の限られた陽があたる空間を植物が取り合うことになりがちだ。陽があたらない部屋の奥側の壁などは植物で飾りにくい。耐陰性のある植物を置くにしろ定期的に日に当たる場所にも置いてあげないと元気に育たない。そんな緑化の難しい場所をフェイクグリーンは手間を必要とせずに彩ってくれる。
f:id:mangokyoto:20220420092524j:image

手の届かない高さに緑を飾りたい時などフェイクグリーンは最適だ。手の届かない、つまり近距離で見ることができないので偽物か本物か判断し難い閾値まで精度は増したように思う。
f:id:mangokyoto:20220420092505j:image

特に飼育難物種のビカクシダの品種なんかはフェイクグリーンの方が良いかもしれない。
f:id:mangokyoto:20220420092511j:image

リプサリスも遠目からは真贋がわからないほど。
f:id:mangokyoto:20220420092514j:image
f:id:mangokyoto:20220420092329j:image

この黒法師もフェイクなのだがなかなかのクオリティー。リアルの植物を置きつつ、手の届きにくい場所にフェイクグリーンで嵩増しするのが良いように思う。遠目で満足いく品質のものが随分手頃な値段になってきた。
f:id:mangokyoto:20220420092518j:image


f:id:mangokyoto:20220420092320j:image

生のビカクシダ類も豊富にある。
f:id:mangokyoto:20220420092508j:image

あの品種が欲しい、という品種単位で蒐集している人を満足させられる店。似たような株が品種が異なると数倍も値段が違う。
f:id:mangokyoto:20220420092326j:image

 

f:id:mangokyoto:20220421110008j:image

観葉植物コーナーはもはやジャングル。
f:id:mangokyoto:20220421105956j:image

形の良い大きな鉢を探し求めるならばこの店が良い。全面ガラス天窓のお店できちんと生育しながら在庫が置かれている。
f:id:mangokyoto:20220421110005j:image

クリシュナボダイジュが実をつけていた。
f:id:mangokyoto:20220421110002j:image

部屋に大きな観葉植物を置き、それをちょっとしたテーブルに変えられてしまう一品。こんなテーブルと植物が林立するカフェなんてのも素敵ではなかろうか。
f:id:mangokyoto:20220421105959j:image

プロダクトとしての鉢の種類と品質も素晴らしいのがオザキフラワーパーク。どのコーナーもレベルが高い。
f:id:mangokyoto:20220421105948j:image

溶岩釉で発砲させた陶肌の鉢。値段もそれなりだが雰囲気の引き締まる鉢が多い。
f:id:mangokyoto:20220421105954j:image
f:id:mangokyoto:20220421105951j:image

独自ブレンドの土も豊富。サボテン、多肉植物、酸性度や成分が異なる植物群別の土が何種類も並ぶ。

f:id:mangokyoto:20220421110207j:image

カブトムシやクワガタムシの菌糸ビンや産卵マット、朽木、ゼリーなども専門性の高い品が豊富に売られていた。ただしこの分野に関しては高円寺の「むし社」が圧倒的なので私には不要。

 

f:id:mangokyoto:20220421110127j:image

熱帯魚、淡水魚コーナーも熱い。
f:id:mangokyoto:20220421110027j:image

巨大な丹頂や
f:id:mangokyoto:20220421110029j:image

小さな丹頂
f:id:mangokyoto:20220421110021j:image

私の好きな琉金
f:id:mangokyoto:20220421110018j:image

更紗琉金
f:id:mangokyoto:20220421110024j:image
f:id:mangokyoto:20220421110015j:image

青らんは3200円だそうだ。私が阿佐ヶ谷の釣堀で釣った個体はこの1.5倍ほどある。尾が蝶尾でないのが残念だが大きさを考えると3000円以上する高級金魚なのではなかろうか。

 

流木コーナーなどあれこれあり、水槽もかなり沢山の現物が置かれていた。やはりサイズ感を目で確認できると有り難い。

 

戦利品

60cmスリム水槽

菊藻 水草4株

フェイクビカクシダ

流泉紅葉

モヒート自作用のミント

多肉植物の土、ケト土

木の杭