陶器屋さんの「羊と山羊」で催されていたオベサ祭りへ

 

f:id:mangokyoto:20240310171224j:image

以前からinstagramで流れてきて気になっていた陶器店「羊と山羊」。作家もののお皿や酒器、植木鉢を扱っているのだが作家の選び方やホームページがかなり好み。そんな「羊と山羊」がオベサ展を催しているとの情報を得て12kmを自転車で走った。
f:id:mangokyoto:20240310171220j:image

窓辺に置かれたオベサの多頭ぶりがすごい。先日来た中国人もしきりと質問してきたそうだ。残念ながら店主の非売品だそうだ。納得する迫力。
f:id:mangokyoto:20240310171245j:image

LIGHTHOUSE.PLANTSという東京近郊でオベサだけをひたすら扱っている園芸店があるそうだ。昨今、アガベ専門、ビカクシダ専門はよく見聞きするけれどもオベサ専門というのは珍しい。
f:id:mangokyoto:20240310171217j:image

同じ品種かと思うほど個性的なオベサの株が並ぶ。球、多頭、綴化、多頭融合、瓢箪型、柱。
f:id:mangokyoto:20240310171231j:image

基本的にオベサしかないのだが、唯一の例外がこのテフロカクタス・ゲオメトリクス。ファンタジーの世界の植物のように球が連なる。こういう粘菌の胞子嚢のような形状の植物を私の陶蟲夏草鉢に植え込みたいのだよな。
f:id:mangokyoto:20240310171241j:image

結構な頻度でさまざまな作家さんの作品が入荷するらしく楽しみなお店を見つけられることができた。自宅からオザキフラワーパークまで10kmほど距離があるのだが羊と山羊までは12km。オザキフラワーパークとハシゴする良いお店を見つけることができた。
f:id:mangokyoto:20240310171237j:image

f:id:mangokyoto:20240310203553j:image

白眉が30cm以上ありそうな綺麗な直立したオベサ柱。樹齢は40年を超えているそうだ。木質化している樹肌の模様が素晴らしい。
f:id:mangokyoto:20240310171234j:image

お迎えしたのがこちら。玉葱型オベサ。ポンプのように先端から何かを大量に反射しそうなフォルムをしている。
f:id:mangokyoto:20240310171227j:image

深いスリットも面白い。真上から見ると丹精な点対象をしているのもわかる。鉢を回しながら育てていきたい。
f:id:mangokyoto:20240310171249j:image

どんな鉢が合うだろうか。

 

店主は八木さんというらしく、それで「羊と山羊」なのだそうだ。山羊、陶器、植物と好みが三重に一致する大変、気のあいそうな店を見つけられて嬉しい。オザキフラワーパークとハシゴできる店が見つかったという点でも嬉しい。